関連人物一覧  -M-

Marshall, Andrew アンドリュー・マーシャル
McCoy, Sylvester シルヴェスター・マッコイ
McGann, Paul ポール・マッギャン
McGivern, Geoffrey ジェフリー・マッギヴァーン
McKenna, Bernard バーナード・マッケンナ
Medjuck, Joe ジョー・メドジャック
Miller Jr., Walter ウォルター・ミラー・ジュニア
Montagu, Felicity フェリシティ・モンタギュー
Moore, Stephen スティーヴン・ムーア
Morton, Rocky ロッキー・モートン


Marshall, Andrew  アンドリュー・マーシャル 1954-

 鬱病ロボットマーヴィンのモデルになった、アダムスの友人。『銀河ヒッチハイク・ガイド』以前のアダムスと組んで、エジンバラ国際演劇祭に参加したこともある。現在まで、多くのテレビ・ドラマ等の脚本を執筆した。
 BBCラジオのコメディ番組The Burkiss Way では、『銀河ヒッチハイク・ガイド』のパロディ、"The Scriptwriter's Guide to the Galaxy" を デイヴィッド・レンウィックと共に書いた。その一部は、サイモン・ブレットが編集したパロディ本、The Faber Book of Parodies (London: Faber and Faber, 1984) に収録されている。


McCoy, Sylvester  シルヴェスター・マッコイ 1943.8.20-

 イギリスの俳優。1987年から1989年にかけて、テレビ・ドラマ『ドクター・フー』の7代目ドクターを務めたが、1989年10月に放映されたエピソード、'Ghost Light' では、『銀河ヒッチハイク・ガイド』にちなんだ台詞("Who was it that said earthmen never invite their ancestors to dinner?")が出てくる。
 マッコイはスコットランド生まれ。『ドクター・フー』の他にも、数多くのテレビ・ドラマや舞台に出演している。


McGann, Paul  ポール・マッギャン 1954.11.14-

 イギリスの俳優。1996年のテレビ映画『ドクター・フー』では8代目ドクターを務めた。残念ながらテレビでのドクター役はこの約90分の番組1本きりで終わってしまったが、アダムスが書いた『ドクター・フー』の幻のエピソード、Shada が2002年にオーディオ・ドラマ化されることになった時には声優としてドクター役を務めている。
 リヴァプール生まれ。『ドクター・フー』のみならず『ホーンブロワー 海の勇者』シリーズなど、これまでにも多くのテレビ・ドラマに出演している。また、Shada の他にもマッギャンがドクター役を務めたオーディオ・ドラマ版『ドクター・フー』は何作か製作されている。
 主な出演映画は以下の通り。

Withnail & I (1987)  『ウイズネイルと僕』
Empire of the Sun (1987)  『太陽の帝国』
Tree of Hands (1989)  『身代りの樹』
The Rainbow (1989)  『レインボウ』
Dealers (1989)  『ディーラーズ』
Paper Mask (1990)  『背徳の仮面』
Afraid of the Dark (1991)
Alien3 (1992) 『エイリアン3』
The Three Musketeers (1993)  『三銃士』
FairyTale: A True Story (1997)  『フェアリーテイル』
Downtime (1997) 『ダウンタイム』
The Dance of Shiva (1998)
Queen of the Damned (2002)  『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』
Listening (2003)
Gypo (2005)
Poppies (2006)


McGivern, Geoffrey  ジェフリー・マッギヴァーン

 ラジオ・ドラマ版『銀河ヒッチハイク・ガイド』で、フォード・プリーフェクト役を演じた。
 アダムスとは、ケンブリッジ大学のフットライツで一緒に活動していた。大学卒業後も、テレビのコメディ番組を中心に活躍している。日本で観ることのできる作品はほとんどないけれど、最近では映画『オネーギンの恋文』(1999年)に出演していた。


McKenna, Bernard  バーナード・マッケンナ 1944-

 スコットランド出身のコメディ脚本家。多くのイギリスのテレビ・コメディの脚本を執筆し、モンティ・パイソンのメンバー、グレアム・チャップマンとも共同執筆している。アダムスは、チャップマンを通じてマッケンナと知り合い、『アウト・オブ・ザ・ツリー』を共同執筆した。が、チャップマンのアルコール問題などもあり、彼らの関係は長くは続かなかった。
 アダムスは、仕事がなくて金欠だった時に、ジョン・ロイドと共にマッケンナのフラットを借りていたこともあったらしい。マッケンナいわく、二人はカーテンを閉めないわやかましい音楽をかけるわというので、同じ建物の他の住人から迷惑がられていたのだとか(Hitchhiker, p. 75)。


Medjuck, Joe  ジョー・メドジャック

 アメリカの映画プロデューサー。実現しなかったが、かつて『銀河ヒッチハイク・ガイド』の映画化をめぐってアダムスと交渉した経緯がある。
 1982年、メドジャックは、『新・地名辞典』の執筆のためロスアンジェルス近くの高級リゾート、マリブに滞在していたアダムスと初めて会った。当時のメドジャックは、マイケル・C・グロスと共に映画監督アイヴァン・ライトマンの下で働いており、彼らと一緒にオムニバス・アニメーション『ヘヴィメタル』(1981年)の製作を終えたところだった。このアニメ映画の失敗を経験として、また新しいSFものを製作したいと考えたメドジャックは、『銀河ヒッチハイク・ガイド』に目をつけた。そしてマイケル・C・グロス、アイヴァン・ライトマンにも読ませたところ、この二人も気に入ったのでアダムスとの交渉に入る。
 メドジャックは当初、『銀河ヒッチハイク・ガイド』のアニメーションを計画していた。が、アニメ化の企画についてはアダムスに一蹴され、実写映画を製作することになったという。アニメーションに比べ、実写となると製作の規模が格段に大きくなることが予想されたが、メドジャックはライトマンと協議の末、この大仕事を引き受ける決意をする。
 とは言え、アダムスはメドジャックと意気投合する一方、『パラダイス・アーミー』や『アニマル・ハウス』のような作品を作るライトマンと組むには抵抗があったらしい。それでもライトマンの名前には商業的価値があることを、メドジャックとグロスはアダムスにどうにか納得させた。こうして、ライトマンが20万ドルで映画化権を取得し、そして自分がプロデューサーになることを条件にコロンビア映画に転売、いよいよ『銀河ヒッチハイク・ガイド』の映画化が軌道にのったかと思われた。が、アダムスの書き上げた映画脚本の第一稿を読んだメドジャックは自分の考えが甘かったことを痛感する。「よく憶えていないが、彼は200ページもの脚本を書いてきて、中身は基本的に小説と同じだった。脚本がこんなに長いというだけでも、作者が素人だということがわかるというものだ」(Hitchhiker, p. 196)。
 その後、アダムスは何度も映画の脚本を書き直すが、ライトマンとの溝は深まるばかりだった。両者の関係にとどめを刺したのが、ライトマンとは旧知の仲のダン・エイクロイドが、ライトマンに見せた『ゴーストバスターズ』の脚本である。これを読んだライトマンは勿論のこと、メドジャックとグロスもまた『銀河ヒッチハイク・ガイド』の企画を捨てることに決めた。
 この時のいきさつが、アダムスとメドジャックの間にどんな瑕瑾を残したかは知る由もない。しかし、約20年後の2001年、メドジャックは、今度こそ『銀河ヒッチハイク・ガイド』の映画化を果たすべくカリフォルニア州サンタバーバラに引っ越してきたアダムスと、地元のビストロで偶然に再会する。5月9日には、地元のコーヒーショップで、ジムのトレーニング中に一休みしていたアダムスとまた出会い、来週にでも一緒に食事をしようという話にもなる。しかし、その2日後にアダムスは心臓発作で急死し、約束はついに果たされなかった。
 メドジャックの主な製作映画は以下の通り(* は製作総指揮、** は製作補)。

Stripes (1981)** 『パラダイス・アーミー』
Ghost Busters (1984) ** 『ゴーストバスターズ』
Legal Eagles (1986) *  『夜霧のマンハッタン』
Twins (1988) *  『ツインズ』
Ghostbusters II (1989) *  『ゴーストバスターズ2』
Kindergarten Cop (1990) *  『キンダガートン・コップ』
Stop! Or My Mom Will Shoot (1992) 『刑事ジョー/ママにお手あげ』
Beethoven (1992)  『ベートーベン』
Dave (1993) *  『デーヴ』
Beethoven's 2nd (1993)  『ベートーベン2』
Junior (1994) *  『ジュニア』
Space Jam (1996)  『スペース・ジャム』
Private Parts (1997) *  『プライベート・パーツ』
Commandments (1997)  『コマンドメンツ』
Fathers' Day (1997) *  『ファーザーズ・デイ』
Six Days Seven Nights (1998) *  『6デイズ/7ナイツ』
Road Trip (2000) 『ロード・トリップ』
Evolution (2001) 『エボリューション』
Killing Me Softly (2002)  『キリング・ミー・ソフトリー』
Old School (2003)  『アダルト♂スクール』
Eurotrip (2004) * 『ユーロトリップ』
Trailer Park Boys: The Movie (2006)  
Disturbia (2007) * 『ディスタービア』


Miller Jr., Walter  ウォルター・ミラー・ジュニア

 SF作家。
 彼の代表作『黙示録三千百七十四年』は、アダムスも気に入ったらしい。ちなみにこの小説も、アマゾン・コムが選んだ20世紀のベストSF&ファンタジー25選の中に入っている。


Montagu, Felicity  フェリシティ・モンタギュー 1960.9.12-

 イギリスの女優。ラジオ・ドラマ版『ダーク・ジェントリー』で、スーザン・ウェイ役を務める。
 リード生まれ。テレビのコメディ・ドラマを中心に活躍している。主な出演映画は、『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年)、『コンフェッティ 仰天!結婚コンテスト』(2006年)など。


Moore, Stephen  スティーヴン・ムーア 1937.12.11-

 ラジオ・ドラマ及びテレビ・ドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』で鬱病ロボットマーヴィンの役を演じた。アダムスが自分で朗読するようになる以前に発売されたオーディオ・ブックでは、彼が小説版『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの最初の4作品を朗読している。また、2008年10月2日から放送の始まったラジオ・ドラマ『ラジオ・ドラマ『ダーク・ジェントリー』第2シリーズでは、オーディン役を務めることになった。
 1956年から1959年にかけてthe Central School of Speech and Dramaにて学び、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台にも立ったことがあり、ローレンス・オリビエ賞の受賞歴もある。数多くのテレビ・ドラマに出演し、映画『ブラス!』(1996年)にも出演している。
 趣味はチェルシー・フットボール・チームの試合を観戦すること。


Morton, Rocky ロッキー・モートン 1955-

 イギリスの映画監督。アナベル・ヤンケルと共に、テレビ・ドラマ『マックス・ヘッドルーム』(1985年)で名を上げ、一時は映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』の監督候補に名前が上がったことがある。だが、結局意見がまとまらず、実現はしなかった。
 主な監督作品は以下の通り。

Max Headroom (1985)  『電脳ネットワーク/マックス・ヘッドルーム』
D.O.A. (1988)  『D.O.A』
Super Mario Bros. (1993)  『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』

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