I Never Could Get the Hang of Thursdays、クラウドファンディング開始!
2024年5月25日、42: The Wildly Improbable Ideas of Douglas Adams の著者による新たなクラウドファンディングが発表された。タイトルは I Never Could Get the Hang of Thursdays、テレビドラマ版『銀河ヒッチハイク・ガイド』の注釈つき脚本である。42: The Wildly Improbable Ideas of Douglas Adams 同じクラウドファンディング出版社の Unbound で予約を受け付けているので、興味のある方は是非。
河出文庫ベスト・オブ・ベストフェア、開催!
例年、河出書房新社は「河出文庫ベスト・オブ・ベストフェア」を書店で展開しているが、2023年は「これが私の偏愛文庫 ベスト・オブ・ベスト」と題して5人の選者がそれぞれ河出文庫を2冊ずつ選んでいる。そのうちの一人、ノンフィクション作家の高野秀行氏がダグラス・アダムス著『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』を選んでくれた。高野秀行氏いわく、「めちゃくちゃ笑えるけど、あまりに変すぎて人にお勧めしにくい寄書」とのこと。書店でフェアを見かけた方は、「寄書」に臆せず一度手に取ってみてください。
42: The Wildly Improbable Ideas of Douglas Adams、発売!
2023年8月23日、ダグラス・アダムスのアーカイブから遺稿等を集めて編集し、1冊の本にまとめた 42: The Wildly Improbable Ideas of Douglas Adams が発売された。この本は、2021年にクラウドファンディングを募って出版に至ったという経緯を持つが、2023年9月3日付の「サンデー・タイムズ」でベストセラー1位を記録している。今ならAmazon.co.jpからも購入可能なので、気になる方はこちらへ。
Douglas Adams' London、発売!
2023年4月15日、ダグラス・アダムスゆかりの42カ所を掲載したロンドン・マップ、Douglas Adams' London が発売された。詳しくはこちらへ。
第17回ダグラス・アダムス記念講演、開催!
今回で第17回目となる「ダグラス・アダムス記念講演」が開催された。2023年5月18日午後7時半、場所はロンドンの王立地理学協会で、ライブストリーミング配信も行われる。講演者はイギリスの理論物理学者、ジム・アル=カリーリと、テレビ・プロデューサーのジョン・ロイド で、前々回からと同様、ホスト役をレイチェル・ウィーレイが務めた。
The Restaurant at the End of the Universe: Illustrated Edition、発売!
2021年4月に発売された、クリス・リデルによるイラスト付き『銀河ヒッチハイク・ガイド』に続き、第2弾『宇宙の果てのレストラン』が発売された。クリス・リデルと言えば、ニール・ゲイマンのエッセイにイラストを付けた Art Matters: Because Your Imagination Can Change the World も記憶に新しい。詳しくはこちらへ。
『これが見納め 絶滅危惧の生きものたちに会いに行く』、発売!
2011年にみすず書房から出版されたダグラス・アダムスとマーク・カーワディンの共著『これが見納め』が、2022年11月10日、河出文庫として出版された(定価1300円、税別)。しかも、文庫化にあたって本書に登場する動物たちの現在の状況についての説明をも付けるという丁寧な仕事ぶりで、思わず頭が下がる。初めての方は勿論、みすず書房で購入済みの方も是非!
第16回ダグラス・アダムス記念講演、開催決定!
2003年から毎年3月11日辺りに開催されてきた「ダグラス・アダムス記念講演」だが、2022年は5月26日にロンドンの王立地理学協会で開催されることになった。
第16回記念講演の講演者は、オックスフォード大学教授で生物学者のE・J・ミルナー=ガランド。オンライン参加も可能とのこと。詳しくはこちらへ。
小説 Starship Titanic、ラジオドラマ化!
小説 Starship Titanic は、ダグラス・アダムスが手掛けたコンピュータ・ゲーム『宇宙船タイタニック』をテリー・ジョーンズがノベライズしたもので、製作が遅れに遅れていたゲームに先行して1997年12月に発売された。この小説が、今度はダーク・マッグスの手でラジオドラマ化され、イギリス時間の2021年12月19日午後3時から放送された。放送時間は約1時間で、主演はマイケル・ペイリン。
小説『ダーク・ジェントリー』シリーズの朗読、発売!
2021年10月14日、小説『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』と『長く暗い魂のティータイム』の朗読が、Audible.comから発売された。朗読を担当したのは、BBCのテレビドラマ版でダークを演じたスティーヴン・マンガン。日本のAudibleのサイトから、それぞれ1600円で購入できる。
The Hitchhiker's Guide to the Galaxy: Illustrated Edition、発売決定!
2021年4月29日、イギリスの画家、クリス・リデルによるイラスト付き『銀河ヒッチハイク・ガイド』が発売されることになった。クリス・リデルと言えば、ニール・ゲイマンのエッセイにイラストを付けた Art Matters: Because Your Imagination Can Change the World も記憶に新しい。発売された。詳しくはこちらへ。
第15回ダグラス・アダムス記念講演、オンライン開催!
2003年から毎年3月11日辺りに開催されてきた「ダグラス・アダムス記念講演」は、、2016年、バーミンガム大学教授のアリス・ロバーツの講演を最後に休止状態だったが、6年ぶりに復活した。新型コロナウイルス感染下、オンラインで開催されることになった。
第15回記念講演の講演者は、オックスフォード大学教授のスーザン・グリーンフィールド。さらに、Netflixのテレビドラマ『私立探偵ダーク・ジェントリー』のエグゼクティブ・プロデューサー、アルヴィンド・イーサン・デイヴィッドも参加し、このドラマでダーク役を務めたサミュエル・バーネットが登場するミニドラマ「Socially Distanced Dirk」を世界初公開した。イギリス時間で2021年3月11日午後7時から開始される。
このリアルタイム視聴の後、3月12日午後12時から3月19日までの期間限定でオンデマンド配信される予定だったが、技術上のトラブルにより実際の配信が録画されていなかったことが判明。幸い、出演者たちが改めて講演してくれることになり、新しく収録されたものが3月27日から2週間に亘って配信されることになった。
Last Chance to See: The original BBC Radio series: In Search of the World's Most Endangered Species、発売!
2020年3月5日、Audible.comで、Last Chance to See: The original BBC Radio series: In Search of the World's Most Endangered Species が発売された。これは、BBCラジオ4で1989年に放送されたラジオ番組を丸ごと収録したもので、パイロット版として製作された分も含め、全7回分をまとめて聴くことができる。定価は2400円。詳しくはこちらへ。
東京・世田谷区の喫茶店にて『銀河ヒッチハイク・ガイド』読書会、開催!
2020年8月1日から31日まで、東京・世田谷区の祖師谷大蔵にある喫茶店「黒田珈琲」にて、『銀河ヒッチハイク・ガイド』の読書会が開催されていた。1ヶ月間、読書会用のノートが 設置される他、SNSでも参加可能とのこと。詳しくはこちらへ。
The Hitchhiker's Guide to the Future、発売!
2020年3月5日、4枚組のCDーBOXセット The Hitchhiker's Guide to the Future が発売された。これは、BBCラジオ4で1999年に放送された「The Internet: The Last 20th Century Battleground」と、2000年に放送された「The Hitchhiker's Guide to the Future」、そしてアダムスの死後、2015年にアダムスが遺したアーカイヴを基に製作された「Did Douglas Get it Right?」が収録されている。定価は20ポンド。
大英図書館にてラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』放送42周年記念特別イベント開催!
2020年3月8日、ロンドンの大英図書館にてラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』放送開始から42周年を記念した特別イベントが開催される。チケット代は30ポンドで、午後12時から午後8時まで行われるらしい。詳しくはこちらへ。
Vanity Fair公式サイトで、Martin Freeman Breaks Down His Career, from 'The Hobbit' to 'Black Panther' の動画公開!
Vanity Fairの公式サイトの中の「キャリア・タイムライン」コーナーでは、ハリウッドで活躍する有名人が自身が関わった作品について語る動画が公開されている。37人目として登場したマーティン・フリーマンは、数多い出演作の中で映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』についても言及しているので、是非ご覧あれ。
河出文庫ベスト・オブ・ベストフェア、開催!
例年、河出出版新社では「河出文庫ベスト・オブ・ベストフェア」を書店で展開しているが、2019年は声優の斉藤壮馬氏が選んだ5作品を特にフィーチャーし、特装カバーを付けて発売した。そのうちの1冊が、他でもない『銀河ヒッチハイク・ガイド』。特装カバーないしはフェアの帯をつけた河出文庫を3冊買うと、斉藤壮馬氏のポストカード4枚があたる全員プレゼントもあるので、斉藤壮馬ファンの方はこの機会に是非!
『銀河ヒッチハイク・ガイド』、Huluで再テレビドラマ化決定か!
2019年7月24日、アメリカのウェブサイトDeadlineに『銀河ヒッチハイク・ガイド』の新しいテレビドラマシリーズ製作のニュース記事が掲載された。この記事によると、テレビドラマ『LOST』を手掛けたカールトン・キューズがショーランナーを務め、脚本には映画『ワンダーウーマン』にも参加したジェイソン・フックスが起用されたとのこと。2人とも、前から『銀河ヒッチハイク・ガイド』のファンだそうなので、期待して完成を待とう。
『魂に息づく科学 ドーキンスの反ポピュリズム宣言』、発売!
2018年10月18日、リチャード・ドーキンスのエッセイ集『魂に息づく科学 ドーキンスの反ポピュリズム宣言』が早川書房より発売された。この本には、アダムスの『これが見納め――絶滅危惧の生きものたち、最後の光景』の新版にドーキンスが寄せた序文「さようなら、夢見るデジタルエリート」も収録されている。定価は2700円+税。
「ポパイ」9月号にダグラス・アダムスの紹介記事が掲載される
雑誌「ポパイ」(マガジンハウス)の2018年9月号に掲載された「Comedy Guide for City Boys」という特集記事の中で、コメディの「SF」部門は「ダグラス・アダムス一択で」として、見開き2ページの紹介記事が掲載されている。
ただし、この雑誌の主要特集記事はコメディではなくハンバーガー。そのため、雑誌の表紙からはこんな記事があるとは想像できないので要注意だ。
Stand Up for Towel Day、5月25日開催!
2001年5月11日に亡くなったダグラス・アダムスの追悼のため、毎年5月25日を「タオル・デー」と称し、ファンはそれぞれ一日中タオルを持って過ごす。2001年から始まった草の根運動の一つだが、今年の5月25日には、ロンドンのキングスクロス駅から徒歩5分の場所にあるThe Star of Kingsにてダグラス・アダムス追悼のための特別イベント「Stand Up for Towel Day」が開催されたとのこと。詳しくはこちらへ。
You and 42: The Hitchhiker's Guide to Douglas Adams、発売!
2018年5月14日、ダグラス・アダムスのファンやマニアによるエッセイを集めた本You and 42: The Hitchhiker's Guide to Douglas Adams がWho Dares Publishingから発売された。アダムスの伝記作者であるジェム・ロバーツが序文を寄せている。詳しくはこちらへ。
ラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』第6シリーズ、CD発売!
2018年ラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』40周年を記念して、ラジオドラマ第6シリーズが製作された。これは、オーエン・コルファーが2009年に発表した公式続編『新・銀河ヒッチハイク・ガイド』に基づくもので、プロデューサーはダーク・マッグス、主要キャストは、アーサー・デント役のサイモン・ジョーンズを筆頭に、従来のメンバーが顔を揃えている。ただし、今では故人となってしまったピーター・ジョーンズとウィリアム・フリードキンに替わり、「ガイド」役はジョン・ロイドが務めており、またマーヴィン役としてジム・ブロードベントが参加している。第1話は、第1シリーズの放送が始まってからちょうど40年目にあたる2018年3月8日(木)午後6時半から放送され、次回以降も毎週木曜日の同じ時間に放送された。そして最終回が放送された4月12日の翌日には、早くもCDが発売されている。Audible.comからダウンロード購入することも可能なので、興味のある方は是非。
小説『長く暗い魂のティータイム』、3月6日発売!
2017年12月に発売された『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』(河出文庫)に続き、その続編『長く暗い魂のティータイム』が2018年3月6日に発売された。どちらも、原著の発売から丸30年後の快挙だ。この2作を安原和見訳で読める喜びを存分に味わおう。
オーストラリアの赤十字社、CMに『銀河ヒッチハイク・ガイド』を起用
2018年3月8日、オーストラリアの赤十字社は、『銀河ヒッチハイク・ガイド』を用いたCMを公式サイトならびにYouTubeで公開した。美しい映像で綴られたこのCMは、献血された血液の赤血球の貯蔵可能期間が42日しかないことを踏まえたものだが、オーストラリアで『銀河ヒッチハイク・ガイド』がいかに広く知られ、愛されているかがよく分かる。
Doctor Who and the Krikkitmen、発売!
アダムスが映画版『ドクター・フー』の企画として書いた原案に基づくノベライズ、Dotcor Who and the Krikkitmen が2018年1月18日に発売された。執筆を担当するのは、'City of Death' の小説化を手掛けたジェイムズ・ゴス。価格は16.99ポンド。
『私立探偵ダーク・ジェントリー』第2シリーズ、Netflixでの公開開始!
2017年10月14日からBBC Americaで放送が始まったテレビドラマ『私立探偵ダーク・ジェントリー』の第2シリーズが、2018年1月5日からNetflixで公開された。全8話だった第1シリーズに対し、第2シリーズは全10話。残念ながら第3シリーズの製作は見送られたようだが、第2シリーズ限りのサミュエル・バーネット扮するダークの活躍を見守ろう。
小説『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』、発売!
2017年12月6日、ダグラス・アダムスが1987年に発表した小説 Dirk Gently's Holistic Detective Agecy の日本語訳が、『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』の邦題で河出文庫として出版された。翻訳を手掛けたのは、『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズと同じ、安原和見。訳者まえがきと訳者あとがきが付いていて、この小説を読む上でとても参考になる。価格は994円。
「Stand Up for Towel Day gig」開催!
2001年5月11日に亡くなったダグラス・アダムスの追悼のため、毎年5月25日を「タオル・デー」と称し、ファンはそれぞれ一日中タオルを持って過ごす。2001年から始まった草の根運動の一つだが、2017年5月25日には、ロンドンのトッテナム・コート・ロードにあるウォーターストーンズ書店で「Stand Up for Towel gig」というイベントが行われ、ジョン・ロイドも参加したとのこと。
『ドーキンス自伝2 ささやかな知のロウソク 科学に捧げた半生』、発売!
2017年2月20日、リチャード・ドーキンスの自伝『ささやかな知のロウソク 科学に捧げた半生』が早川書房より発売された。前作『好奇心の赴くままに 私が科学者になるまで』に続き、『利己的な遺伝子』を出版した後の日々を綴った続編の自伝には、当然ながらダグラス・アダムスの名前が何度も出てくる。定価は3700円+税。
Dirk Gently's Holistic Detective Agency の新作テレビドラマ、Netflixにて公開!
2016年10月22日、BBC America製作のテレビドラマ、 Dirk Gently's Holistic Detective Agency の第1話が放送された。以降、毎週ごとに全8話が放送されたが、2016年12月よりNetflixで世界公開することになった。日本のNetflixでも、「私立探偵ダーク・ジェントリー」の邦題で、12月11日から観ることができる。詳しくはこちらへ。
この作品は2010年と2012年に製作されたスティーヴン・マンガン主演のテレビドラマとは直接の関係がない、いわゆる「リブート」になっている。脚本を担当するのは、映画『クロニクル』の脚本家マックス・ランディス。イライジャ・ウッドが、ダーク・ジェントリーの不承不承な助手("reluctant assistant")のトッド役で出演している。
小説版『ドクター・フー』'The Pirate Planet'、発売!
アダムスが脚本を書いた『ドクター・フー』のエピソード、'The Pirate's Planet' のノベライズが2017年1月5日に発売された。執筆を担当するのは、'City of Death' の小説化を手掛けたジェイムズ・ゴス。価格は16.99ポンド。Amazon.co.jpでも、ハードカバー2299円で予約を受け付けているが、発売日はなぜか6月27日になっている。
コミックス版 Dirk Gently's Holistic Detective Agency、第3作の刊行開始!
2016年10月より、コミックス版 Dirk Gently's Holistic Detective Agency : The Salmon of Doubt の刊行が始まった。これまでの2作同様に計5巻の構成で、2017年5月には全1巻が発売予定。既にAmazon .co.jpでも予約を受け付けている。詳しくはこちらへ。
舞台脚本 Dirk Gently's Holistic Detective Agency、発売!
1995年にオックスフォード大学で上演された舞台 Dirk Gently's Holistic Detective Agency の脚本が、上演から約20年後の2016年3月に、ロンドンのの戯曲専門の出版社のSamuel French より出版された。この脚本を書いた二人のうちの一人、ジェームズ・ゴスは、アダムスが脚本を書いた『ドクター・フー』のエピソード、'City of Death' をノベライズし、現在は'The Pirate's Planet' のノベライズを手掛けている。Amazon.co.jpでも注文・購入できるので、興味のある方はこちらへ。
新装版 The Hitch Hiker's Guide to the Galaxy、発売決定!
2016年9月、パンマクミラン社から小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズ全5冊の新装版ペーパーバックが発売される予定とのこと。詳しくはこちらへ。これまでになく(?)スタイリッシュなデザインなので、実物が拝める日を楽しみに待とう。
ガイ・ヘイリー著『SF大クロニクル』、発売!
2014年10月に出版されたガイ・ヘイリーの Sci-Fi Chronicles: A Visual History of the Galaxy's Greatest Science Fiction の日本語訳が、『SF大クロニクル』のタイトルで2016年2月にKADOKAWAから定価5500円(税別)で発売された。フルカラーで550ページもあるこの分厚い本では、『銀河ヒッチハイク・ガイド』も6ページもの長さに亘って紹介されている。残念な誤訳も含まれていたけれど、『銀河ヒッチハイク・ガイド』の歴史が分かりやすく解説されているので、是非ご一読を。
第14回ダグラス・アダムス記念講演、開催!
2003年から毎年3月11日辺りに開催されてきた「ダグラス・アダムス記念講演」だが、2016年の第14回目の講師をバーミンガム大学教授のアリス・ロバーツが務めた。2016年3月10日午後6時半から、場所は王立地理学協会(Royal Geographical Society)。演題は、"Survivors of the Ice Age"。
豪華本 The Hitch Hiker's Guide to the Galaxy: The Nearly Definitive Edition、発売!
2014年9月25日、これまでに活字化された小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズ全てを収録した豪華本、The Hitch Hiker's Guide to the Galaxy: The Nearly Definitive Edition が発売された。
完全版ではなく、The Nearly Definitive Edition' と含みを持たせた表現をしているのは、最新のダグラス・アダムスの伝記本 The Frood: The True Story of Douglas Adams and the Hitchhikers Guide to the Galaxy に収録されている、未発表原稿は含まれていないから。その理由は、The Frood の著者であるジェム・ロバーツ自ら、この豪華本に収録された "Yes, But Is It Canon?" というタイトルの解説文の中で説明している。
ジェム・ロバーツの解説に加え、リチャード・ドーキンス、ニック・ハーカウェイの二人による序文も付いている。定価は30ポンド、今ならAmazon.co.ukで20.40ポンドで買える。装丁も美しいし、かなりお買い得だ。小説版『ドクター・フー』'City of Death'、発売!
脚本を完成できなくなったD・フィッシャーに代わり、アダムスがプロデューサーのグレアム・ウィリアムズと共に脚本を書き上げた『ドクター・フー』のエピソード、'City of Death' が小説化された。執筆を担当するのは、当初の予定では、2012年3月に'Shada' の小説化を手掛けたギャレス・ロバーツだったが、ジェイムズ・ゴスにバトンタッチされ、2015年5月21日に発売された。価格は16.99ポンド。
'Did Douglas Get It Right?'、BBCラジオ4で放送!
2015年3月14日、BBCラジオ4で 'Did Douglas Get It Right?' というタイトルの30分番組が放送された。これは、2000年に放送されたアダムスのラジオ番組 'The Hitchhiker's Guide to the Future' の内容に基づいて、アダムスの未来予想は本当に正しかったのかを検証してみよう、というもの。検証役を務めるのは、ミッチ・ベン。2015年3月3日に行われたばかりのニール・ゲイマンによる「ダグラス・アダムス記念講演」の音源も使用されていて、聴き応えがある。詳しくはこちらへ。
コミックス版The Meaning of Liff のiPhoneアプリ、発売!
2014年12月1日、Faber Digital より、iPhoneアプリ版 The Meaning of Liff が発売された。詳しくはこちらへ。
新しい伝記本の発売記念イベント、続々!
2014年9月に発売予定のダグラス・アダムスの新しい伝記本 The Frood: The True Story of Douglas Adams and the Hitchhikers Guide to the Galaxy の発売を記念して、ロンドンの書店フォイルズでのイベントが開催された。9月23日、伝記本の著者ジェム・ロバーツと、マリー・フィリップスの二人が対談するとのこと。ダグラス・アダムスに関するクイズが出題されたりもするらしい。参加料金は5ポンド。詳しくはこちらへ。
さらに翌日の9月24日にはバースの書店 The Paragon にてジェム・ロバーツ参加のイベントが、25日にはケンブリッジの書店 Heffers Bookshop にてジェム・ロバーツと『銀河ヒッチハイク・ガイド』公式ファンクラブ ZZ9 Plural Z Alpha の元会長デイヴィッド・ハドックが参加するイベントが開催されている。また、26日には、デイヴィッド・ハドックによるダグラス・アダムス・ツアーがケンブリッジで行われた。
また、10月4日には、チェルトナム文学フェスティバルにて、ジェム・ロバーツ、クライヴ・アンダーソン、ジェイムズ・スリフト、エド・ヴィクター、テリー・ジョーンズというメンバーで、'Douglas Adams: Celebration' と題したイベントが開催されるとのこと。詳しくはこちらへ。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』のベンチがロンドンのグリニッジ地区に登場!
イギリスのチャリティ団体 National Literacy Trust は、パブリック・アートを手掛ける Wild in Art と手を組んで、ロンドンとゆかりのある本をモチーフにデザインされたベンチを計50個、ロンドンのあちこちに設置した。'Books about Town' と名付けられたこのプロジェクトは、文学という遺産の価値を広く知らしめ、読書の楽しさを奨励することを目的としている。ベンチ化された本には、古典的な児童文学から現代の人気小説まで、さまざまな種類があるが、その中には当然ながら『銀河ヒッチハイク・ガイド』も含まれており、その内容にふさわしく、グリニッジ地区に設置されている。
'Books about Town' の公式サイトには、『銀河ヒッチハイク・ガイド』を含む、すべてのベンチの写真と設置場所が公開されている。ロンドン界隈にお住まいの方なら、お気に入りの本のベンチを探して歩くのも楽しいかもしれない。
なお、このベンチは10月に公開オークションにかけられる。オークションの収益はイギリスの貧困児童の教育に当てられるとのこと。つまり、その気になれば、特別にデザインされた世界に一つだけの『銀河ヒッチハイク・ガイド』ベンチを私有することができるのだ。公式サイトによると、オークションの現場に行けなくても参加することは可能らしい。詳しくはこちらへ。
『宇宙クリケット大戦争』の幻の草稿、発見&新しい伝記本、発売!
2014年5月30日、オンライン版のBBCニュースに "Douglas Adams Hitchhiker's Guide drafts to be published" と題された記事がアップロードされた。その記事によると、小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』3作目『宇宙クリケット大戦争』でアダムスが使用しなかった幻の草稿が発見され、9月25日に発売予定のダグラス・アダムスの新しい伝記本 The Frood: The True Story of Douglas Adams and the Hitchhikers Guide to the Galaxy に収録されるとのこと。Amazon.co.jpで、ハードカバー版とKindle版が販売されているが、ペーパーバック版の予約も始まっている(10月28日発売予定)。
ライブ・ドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』、BBCラジオ4で放送!
昨年10月に中止となってしまった『銀河ヒッチハイク・ガイド』のライブツアーが、形を変えてBBCラジオ4で放送されることになった。2014年3月29日午前10時にロンドンの中心部にあるBBC Radio Theatreで公開録音するとのことで、参加希望者はウェブ上から申し込みする。締め切りは現地時間の3月13日午後4時で、何千もの応募者の中から抽選で選ばれた幸運なファンが公開録音に参加した。
この公開録音は、BBCラジオ4で3月29日午前10時半から放送され、BBCのiPlayerで放送日から1週間以内まで聴くことができる。放送時間は1時間15分で、脚本は基本的にラジオドラマ第1シリーズと同じだが、構成や内容には手が加えられている(特に「宇宙の果てのレストラン」以降の展開)。ナレーター役はジョン・ロイド。
コンピュータ・ゲーム『銀河ヒッチハイク・ガイド』30周年記念版、オンライン公開!
コンピュータ・ゲーム版『銀河ヒッチハイク・ガイド』が1984年に発売されてから、今年でちょうど30年になる。もともとはテキストのみのアドベンチャー・ゲームだったが、20周年記念の2004年にBBCのサイトでリニューアル版がオンライン公開され、その年のBAFTAの「ベスト・オンライン・エンターテイメント賞」を受賞した。30周年の今年、そのアップデート版が3月8日に公開されている。遊び方とヒントのページもあるので、是非お試しあれ。
また、同日からBBCラジオ4でラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』の第1シリーズと第2シリーズも放送される。詳しくはこちらへ。
ジョン・カンターとジョン・ロイド、文学フェスティバルでダグラス・アダムスについて語る
2014年2月28日、イギリス・サフォーク州にある独立系の書店、Aldeburgh Bookshopが主催する文学フェスティバルにて、ジョン・カンターとジョン・ロイドの二人が、共通の友人ダグラス・アダムスの思い出について語った(彼らは、2013年8月15日に発売された Afterliff の共同執筆者でもある)。ジョン・カンターは、画家のヘレン・ナパーと娘のナンシーと共に、この書店があるAldeburghに住んでいるらしい。詳しくはこちらへ。
映画『モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 〜グレアム・チャップマン自伝〜』、一般上映!
3Dアニメーション映画『モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 〜グレアム・チャップマン自伝〜』は、2012年の東京国際映画祭で、10月26日午後9時からと27日午後5時20分の2回、TOHOシネマズ六本木で上映されたが、2013年11月23日から新宿ピカデリーで、12月7日からなんばパークシネマにて、2週間限定上映されることになった。公式サイトはこちら。
この映画の原作であるグレアム・チャップマンの伝記 A Liar's Autobiography の執筆には、若き日のダグラス・アダムスも関わっていた。アダムスが具体的に伝記のどの箇所を書いたのかは不明だし、ましてやその箇所が映画で取り入れられているかはもっと不明だが、映画の宣伝チラシには「脚本:デヴィッド・シャーロック、ダグラス・アダムス、デヴィッド・ヤロップ、アレックス・マーティン」と書かれている。2014年2月8日には、DVD/ブルーレイの発売も予定されているとのこと。興味のある方は是非。
ラジオ・ドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』ライブ・ツアー、上演中止!
ラジオ・ドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』のオリジナル・キャストが再集結し、舞台でライブパフォーマンスを行う。昨年に引き続き、2013年9月14日と15日の2日間、ロンドン北東部にあるハックニー・エンパイアという劇場で再演され、それを皮切りに、11月30日までイギリス各地を回るツアーが開催される予定だったが、チケットの売り上げが不振という理由で、10月21日の公演から中止されることになった。詳しくはこちらへ。
マーティン・フリーマンの伝記本、発売!
2013年10月10日、イギリスの俳優マーティン・フリーマンの伝記 Martin Freeman が発売された。彼が映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』で主人公アーサー・デント役を務めることになった時の話も出てくるので、興味のある方は是非。定価は18.99ポンド。
Afterliff、発売!
アダムスとジョン・ロイドの共著 Meaning of Liff が発売されてから30年、続編 Afterliff が出版された。アダムスに代わって、ジョン・ロイドと共同執筆しているのはジョン・カンター。2013年8月15日発売で、定価は9.00ポンド。日本のアマゾンでも購入可(送料を考えると、Amazon.co.uk で買うより安い)。
『FLIX Special マーティン・フリーマン』、発売!
2013年8月11日、映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』でアーサー・デント役を務めたマーティン・フリーマンの特集号が発売された。『銀河ヒッチハイク・ガイド』についてのインタビュー記事等も充実しているので、要チェック!
『銀河ヒッチハイク・ガイド』財団、創設
2013年、教育の普及、とりわけコミュニケーション・スキルの向上を推進したり、情報科学の分野の刷新を目的とした『銀河ヒッチハイク・ガイド』財団が創設された(チャリティ登録番号:1149839)。財団のメンバーには、アダムスの遺族ポリー・アダムスやジェイムズ・スリフトの他に、デジタル・ヴィレッジのロビー・スタンプらが名前を連ねている。詳しくはこちらへ。
2013年3月11日、グーグルの公式ロゴでダグラス・アダムスの誕生祝い
2013年の3月11日、検索サイトGoogleの公式ロゴが、ダグラス・アダムスの61歳の誕生日を祝うデザインに変更された。これは「Doodle」と呼ばれるプロジェクトで、過去の作品を遡ってみることもできる。2013年3月11日に見逃してしまった方は、こちらへ。
The Meaning of Liff 出版30周年記念番組、放送
2013年2月28日、BBCラジオ4で、The Meaning of Liff 出版30周年を記念した30分の特別番組が放送された。この本をアダムスと共同執筆したジョン・ロイドが、テリー・ジョーンズ、サンジーヴ・バスカー、ヘレン・フィールディングらと共に、視聴者が投稿した新しい定義の中から優秀作品を選んで発表したり、マット・ルーカスやスティーブン・ピンカーにインタビューしたりしている。BBCのサイトから聴くことができるので、興味のある方は是非。
Philosophy and The Hitchhiker's Guide to the Galaxy、発売!
2012年7月3日、Palgrave Macmillan より、Philosophy and the Hitchhiker's Guide to the Galaxy というタイトルのペーパーバックが発売された。これは、『銀河ヒッチハイク・ガイド』に登場する哲学的考察をユーモアをまじえて解説/分析したアンソロジーで、価格は12.99ポンド。興味のある方は、是非。
Sherborne Literary Festivalにて、ダグラス・アダムス特別展示&対談開催!
2012年10月19日から21日にかけて、イギリス・ドーセット州シャーボーンにて、第1回 Sherborne Literary Festival が開催されることになった。それに合わせ、ドーセット州ゆかりの作家として、ダグラス・アダムスの特別展がシャーボーンにある The Oliver Holt Gallery で行われる。この特別展には、現在ドーセットでアップル社の製品の販売等を行っている、アダムスの義弟ジェームズ・スリフトが全面的に協力し、アダムスが生前に使用していたコンピューターや原稿などが展示されるとのこと。入場は無料。詳しくはこちらへ。
また、フェスティバル最終日の10月21日には、午後6時から The Powell Theatre にて、ジョン・ロイドとサイモン・ブレットの対談、The Hitchhiker's Guide to Douglas Adams が企画されている。ラジオ・ドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』製作当時の話を聴ける貴重な機会になると思われるので、興味のある方は是非。入場料は12ポンド。詳細については、公式サイトからPDFをダウンロードしてご確認あれ。
公式伝記本の著者ニック・ウェブ、逝去
2012年3月、ダグラス・アダムスの公式伝記本の著者ニック・ウェブ氏が逝去された。まだ60代であられたとのこと。早すぎる死を悼みつつ、ご冥福をお祈ります。
テレビ・ドラマ版『ダーク・ジェントリー』(全3話)、DVD発売!
2010年12月11日に放送されたBBC4製作のテレビ・ドラマ『ダーク・ジェントリー』は、パイロット版という扱いだったが、好評につき全3話の製作が決定した。パイロット版同様、ダーク役をスティーヴン・マンガンが、リチャード役をダーレン・ボイドが務めている。
各話60分で、2012年3月5日午後9時よりBBC4で第1話目の放送が始まった。テレビ・ドラマでは、「全体論的探偵」というダークの設定を生かしつつ、原作小説にはない新しいストーリーが作り出されている。ただし、原作小説が随所で巧く借用されているため、決して原作と懸け離れたものにはなっていない――かのエレクトリック・モンクも、上手に顔を出している。
第3話目が放送された1週間後の3月26日には、早くも全3話に加えパイロット版も収録したDVDが発売されたので、興味のある方は是非。
小説版『ドクター・フー』'Shada'、発売!
アダムスが脚本を書き、BBCのストライキのため放送されずに終わった『ドクター・フー』のエピソード、'Shada' が小説化された。執筆を担当するのは、1990年代頃から『ドクター・フー』のスピンオフ小説やオーディオドラマの脚本を手掛けているギャレス・ロバーツ。2005年から始まった『ドクター・フー』新シリーズでは、テレビ・ドラマの脚本も書いている。2011年3月24日付のガーディアンの記事によると、生前のダグラス・アダムスのエージェントで現在も著作権管理者の代理人を務めているエド・ヴィクターいわく、「ルーベンスがキャンバスに残したスケッチを、ルーベンス工房が仕上げるようなもの」とのこと。
2012年3月15日、BBC Books からハードカバーとペーパーバックとオーディオCDと電子書籍が同時に発売された。興味のある方は、是非。雑誌 SFX に掲載された批評では、かなり絶賛されている。
「本の進化」についてのアニメーション・コンペ、開催
アダムスが1993年に録音した「本の進化」に関する1分半ほどのショート・コメントが、ウェブ公開された。これは、電子書籍の草分け的存在であるアメリカの出版社、Voyager Expanded Books の依頼で作成されたもの。Voyager Expanded Books を経て SocialBook を設立したボブ・ステインが、The Literary Platform にこの音声データを譲渡した。
アダムスらしいユーモアを交えつつ、現在の電子書籍事情を予見するような内容で、The Literary Platform では、現在、この音声データに添えるアニメーション映像を募集している。審査員を務めるのは、ボブ・ステインの他、スティーヴン・フライ、ウェブ版ガーディアンの編集者 Ranjit Dhaliwal、そして ATYP という商業用アニメーションや動画を製作する会社の創設者、Merlin Nation と Chris Angelkov。コンペの結果は次回のタオル・デー、2012年5月25日に発表され、優勝者にはアダムスの著作とアプリがインストール済みの iPad 2 と、Don't Panic タオルが授与されるとのこと。
詳しくはこちらへ。
ダグラス・アダムス生誕60年記念パーティ
2012年3月11日は、アダムスが生きていれば60歳の誕生日にあたる。これを祝し、仮想誕生パーティを開こうという企画が持ち上がった(Douglas Adams The Party: Virtual 60th)。
開催場所に選ばれたロンドン・ハマースミスにある HMV Apollo Hammersmith は、5000人も収容可能な大型コンサートホールである。当日は、アダムスの家族や友人の他、スペシャルゲストとしてブライアン・コックスやテリー・ジョーンズ、スティーヴン・マンガンらの名前が挙がっている。入場券は30ポンド。詳しくはこちらへ。
h2g2.com、再スタート
1999年にアダムスがデジタル・ヴィレッジで立ち上げたサイト、h2g2.com は、デジタル・ヴィレッジの業務縮小/閉鎖に伴い、BBCのサイトに吸収される形で残っていたが、今度はBBCオンラインの予算編成に伴い、サイトが終了するかに思われた。が、存続を希望する人たちが Not Panicking Ltd. という組織を作り(メンバーの一人はロビー・スタンプ)、ボランティアを募って、コンテンツを新たなサーバに移行することとなった。こうして、2011年10月19日、新生 h2g2.com が立ち上がった。
興味のある方は、お立ち寄りあれ。
Douglas Adams: The First and Lost Tapes、発売!
若かりし日のダグラス・アダムスのインタビューが、30年以上の時を経て再発見され、2011年9月22日、キンドル・エディションの書籍として発売された。価格は6.99ドル。たとえキンドル本体を持っていなくても、Kindle app を自分のPCかスマートフォンに無料ダウンロードするだけで読めるようになるので、是非お試しあれ。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』アプリ、製作開始!
現在、iPad、iPhone 対応の『銀河ヒッチハイク・ガイド』アプリが製作されているらしい。詳しくはこちらへ。
『ジーヴスとねこさらい』、発売!
近年、文藝春秋と国書刊行会からウッドハウスの新訳小説が多数出版されてきたが、2012年1月27日、国書刊行会から「ウッドハウス・コレクション」シリーズの14冊目『ジーヴスとねこさらい』が発売された(定価は2100円)。
国書刊行会からは、もともと、「ウッドハウス・コレクション」シリーズとして、ウッドハウスのジーヴス作品が3冊だけ発売される予定だったのだが、それが好評につき全5冊となり、その上さらに『サンキュー、ジーヴス』と『ジーヴスと朝のよろこび』の2冊が追加発売され、その上さらに『ジーヴスと恋の季節』『ジーヴスと封建精神』『ジーヴスの帰還』『がんばれ、ジーヴス』『お呼びだ、ジーヴス』の5冊が発売されている。そして、「ウッドハウス・コレクション」最終回として、『ジーヴスとねこさらい』が発売された。なお、国書刊行会からは、「ウッドハウス・スペシャル」としてジーヴス・シリーズ以外のウッドハウスの長編・短編小説の翻訳が2007年8月から『ブランディングズ城の夏の稲妻』『エッグ氏、ビーン氏、クランペット氏』『ブランディングズ城は荒れ模様』の順で計3作が発売されている。
一方、文藝春秋の「P・G・ウッドハウス選集」は、ウッドハウスの短編を集めたもので、2005年5月30日に出版された第1巻は『ジーヴスの事件簿』、ジーヴスものの短編集である(2011年には2冊の文庫本になった)。2005年12月15日にはブランディングズ城ものの第2巻、『エムズワース卿の受難録』、2007年7月30日にマリナー氏もののも第3巻、『マリナー氏の冒険譚』発売されている。当初の予定では全3巻だったが、さらに2巻が追加して出版されることとなり、『ユークリッジの商売道』の他にあともう1作、『ドローンズの交遊帖』の発売が決定している。
P・G・ウッドハウスは、アダムスがもっとも影響を受けたとして名前を挙げる、20世紀イギリス最大のコメディ作家である。アダムスの文章は、ヴォネガットよりもモンティ・パイソンよりもウッドハウスに一番近い。だから『銀河ヒッチハイク・ガイド』に笑った方なら、ウッドハウスのもきっと気に入るはず。
イギリス最良のユーモアのセンスを、ともに日本語で楽しみましょう。
『これが見納め 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景』、発売!
2011年7月22日、アダムスが書いた1990年に出したノンフィクション、Last Chance to See の日本語訳が、『これが見納め 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景』のタイトルでみすず書房から出版された。
翻訳を手がけたのは、河出文庫で『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの翻訳でおなじみの安原和見氏。定価は3150円。
なお、この日本語訳には、2009年に発売された新版 Last Chance to See に追加された、リチャード・ドーキンスによる序文も収録されている。待たされた甲斐はあった、というものだ。
論文 The "Hitchhiker's Guide to the Galaxy" Revisited: Motifs of Science Fiction and Social Criticism、発売!
2011年5月、『銀河ヒッチハイク・ガイド』の研究論文 The "Hitchhiker's Guide to the Galaxy" Revisited: Motifs of Science Fiction and Social Criticism が 、ドイツ・ハンブルクの論文出版社 Diplomica Verlarg から出版された。著者のクリスチャン・エルケンブレッヒャー(Christian Erkenbrecher)は、1981年生まれのドイツ人で、バイロイト大学で英文学を専攻し、修士号を取得した。タイトルのみならず本文も英語で書かれているため、ドイツ語が分からなくても大丈夫。今なら Amazon.co.jp 経由で簡単に購入できるので、興味のある方はお急ぎあれ。
小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの6作目、日本語訳発売!
オーエン・コルファーが書いた小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』の6作目 And Another Thing... の日本語訳が、2011年5月10日、河出書房新社より上下2巻の文庫本として発売された。
翻訳を手がけるのは、河出文庫で『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズ全5作を手がけた安原和見氏で、6作目の邦題は『新 銀河ヒッチハイク・ガイド』。定価は上・下巻とも798円。お見逃しなく。
I was Douglas Adams's Flatmate and Other Encounters with Legends、発売!
2011年2月3日、I was Douglas Adams's Flatmate and Other Encounters with Legends というタイトルのペーパーバックが発売された。この本は、2005年からBBCのラジオ4で放送された、有名人と意外な形で接点をもった人たちへのインタビュー番組をまとめたもの。「ダグラス・アダムスの同居人」の他には、「ビリー・ホリデイのアポロ劇場でのスタンドイン」や「アーネスト・ヘミングウェイの秘書」といった人たちが登場している。
無名時代に友人のフラットに転がりこんできた若き日のアダムスについて語ったのは、ジョン・カンター。20ページほどの長さだが、他では読めない内容なので興味のある方は是非ご一読あれ。定価は12.99ポンド。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』、舞台化!
2011年3月24日から4月2日まで、イギリス・グラスゴーのストラスクライド大学にあるラムズホーン劇場(The Ramshorn Theatre)にて、舞台版『銀河ヒッチハイク・ガイド』が上演された。この舞台は、「ラジオ・ドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』を製作する」という設定で行われ、観客は1970年代のスタジオ内でラジオ・ドラマの録音現場に立ち会うような趣向となっているらしい。ストラスクライド大学の学生とグラスゴー市民によるストラスクライド・シアター・グループと、やはりグラスゴーを活動拠点としている劇団、ラジオ・シアター・グループの共同製作とのこと。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』の映画化権との関係で、プロの劇団による『銀河ヒッチハイク・ガイド』の舞台化はずっと実現できない状態だった。ディズニーが『銀河ヒッチハイク・ガイド』の映画化権を取得してから10年経って、ついに舞台化の許可が正式に出たらしい。詳しくはこちらへ。
国立宇宙センターで『銀河ヒッチハイク・ガイド』関連の特別展開催!
2011年2月19日から27日まで、イギリスのイーストミッドランド地方最大の都市レスターにある国立宇宙センター(National Space Centre)で、『銀河ヒッチハイク・ガイド』関連の特別展、The Hitchhiker's Guide To Our Galaxy が開催された。詳しくはこちらへ。
42 - Douglas Adams' Amazingly Accurate Answer to Life, the Universe and Everything、発売!
2011年1月20日、「生命と宇宙と万物の究極の答」である42を徹底検証した本、42 - Douglas Adams' Amazingly Accurate Answer to Life, the Universe and Everything が Beautiful Books より発売された。著者の Peter Gill は、本を出すのは今回が初めてとのこと。ペーバーバックで、定価は8.99ポンド。Amazon.co.jpでは、1305円で予約を受け付けている。
論文 One is Never Alone with a Rubber Duck: Douglas Adams's Absurd Fictional Universe、発売!
2010年10月1日、『銀河ヒッチハイク・ガイド』の研究論文 One is Never Alone with a Rubber Duck: Douglas Adams's Absurd Fictional Universe が 、Cambridge Scholars Publishing から出版された。著者は、南アフリカにあるノースウェスト大学の嘱託講師の Marilette Van der Colff。定価は34.99ポンド。Amazon.co.ukでは残部僅少なので、興味のある方はお急ぎあれ。
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』特別上映会開催!
2010年12月10日、英国王立化学協会主催による映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』特別上映会が開催されることになった。『『銀河ヒッチハイク・ガイド』の科学』の著者マーク・ハンロンのトーク会の後に、飲みながらの寛いだ雰囲気で映画を楽しむことができるらしい。チケットはドリンク代、映画代も含めて12ポンド。詳しくはこちらへ。
テレビ版『最後の光景』、続編のDVD発売!
ラジオ番組『最後の光景』の企画で、アダムスが動物学者のマーク・カーワディンと一緒に世界の絶滅寸前の動物たちに会いに行ってから約20年、スティーヴン・フライがその後の光景を見に行くというテレビ番組の放送が、昨年BBC2で放送された。あれから約1年後の2010年10月31日、新たなスペシャル番組 Return of the Rhino: A Last Chance to See Special が放送され(詳しくはこちらへ)、翌11月1日、DVDおよびブルーレイが発売された。今回の続編だけを収録したものと、全シリーズをまとめた 'Complete Collection' の2種類があるので、購入の際にはご確認あれ。
42 Day ?!
2010年10月10日を「101010」と表記すると、二進法で「42」を意味する数字となる。なので、2010年10月10日(日)を「42 Day」と呼び、「42」にまつわることを何かしましょう、というファン活動が行われた。詳しくはこちらへ。
「河出文庫創刊30周年フェア」開催される!
2010年5月〜6月、全国の書店で「河出文庫創刊30周年フェア」が開催され、フェアの中の一冊として『銀河ヒッチハイク・ガイド』も入っていた。まだ河出文庫版『銀河ヒッチハイク・ガイド』を購入していない方は、この機会に是非。
The Doctor and Douglas 、放送される
2010年4月2日11時より、BBCラジオ4で、ダグラス・アダムスと『ドクター・フー』との関係を特集するラジオ番組 The Doctor and Douglas が放送された。スティーヴン・モファット、ララ・ウォード、ジョン・ロイドらのインタビューも入っている。
テレビ版『最後の光景』、DVD&ブルーレイ発売
ラジオ番組『最後の光景』の企画で、アダムスが動物学者のマーク・カーワディンと一緒に世界の絶滅寸前の動物たちに会いに行ってから約20年、スティーヴン・フライがその後の光景を見に行くというテレビ番組の放送がBBC2で始まった。第1回放送は2009年9月6日午後8時からで、11月16日には早くもDVD及びブルーレイが発売されている(DVDの定価24.99ポンド)。
番組の公式サイトはこちら。このサイトでは、かつてアダムスとカーワディンが製作したラジオ番組そのものを聴くこともできる。
スティーヴン・フライの公式ウェブサイトでは、旅の模様を書いた文章が随時アップされているし、このサイトからダウンロードできる彼のポッドキャストの第1話目では、アマゾンでの取材中に腕を骨折した話が語られていたりもする。こちらも是非ご参照あれ。
また、2009年9月3日にはテレビ放送にさきがけて Last Chance to See というタイトルで本が出版された(価格は20ポンド)。さらに、アダムスが書いたオリジナルの Last Chance to See のほうも、版権が Arrow Books に移り、2009年9月10日にリチャード・ドーキンスの序文付きで新たに出版されている。
小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの6作目、2009年10月12日に発売!
小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』の6作目の出版が、2008年9月17日付のペンギン・ブックスの公式ホームページで発表された。
と言っても、アダムスが遺した幻の原稿が見つかった、という意味ではなく、別の作者による続編執筆が決定したのこと。白羽の矢が立ったのは、ファンタジー小説『アルテミス・ファウル』シリーズの著者、オーエン・コルファー。アダムスのエージェント、エド・ヴィクターが正式契約を交わし、アダムスの配偶者、ジェーン・ベルソン自身も「全面的なサポート」を申し出ているという。
シリーズ6作目となる And Another Thing... は、第1作目の小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』が出版されてからちょうど30年後の2009年10月12日に発売された。販売価格は20ポンド。2009年3月10日に開かれたレセプションの場では、早くもUK版のカバーイラストが公開されていた(写真はこちら)。レセプションについて詳しいことが知りたい方は、ペンギン・ブックスの公式ブログをご参照あれ。
現在、BBCラジオ4では、And Another Thing... の朗読を連日午後10時45分から15分間、計10回の予定で放送している。これまでに放送されたエピソードは、過去5回分まで遡ってBBCラジオ4のサイトで聴くことができるので、興味のある方はこちらへ。
また、この6作目出版イベントの一環として、アイルランドのバンド The Blizzards がシングル曲 'And Another Thing'を発表している。
このシリーズ6作目の出版にさきがけて、9月1日にはこれまでの計5作品もパン・ブックスから新たな装丁で出版された。カバーイラストが刷新されるのみならず、各巻に新しく序文が付けられ、『銀河ヒッチハイク・ガイド』をラッセル・T・デイヴィス、『宇宙の果てのレストラン』をテリー・ジョーンズ、『宇宙クリケット大戦争』をサイモン・ブレット、『さようなら、いままで魚をありがとう』をニール・ゲイマン、そして『ほとんど無害』にダーク・マッグスが担当している。
その他に、同じパン・マクミラン・グループの傘下のマクミラン・チルドレン・ブックスからも新装版が出版された。こちらは、パン・ブックスより少し安く、また第1作目にだけオーエン・コルファーによる序文が付いている。
小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』30周年記念イベント、2009年10月11日に開催!
小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』30周年イベント Hitchcom'09が、ペンギン・ブックス主催で2009年10月11日にロンドンのサウスバンク・センターで開かれた。詳しくはこちらへ。
The Rough Guide to "The Hitchhiker's Guide to the Galaxy"、発売!
2009年10月1日で、『銀河ヒッチハイク・ガイド』の新しい解説本 The Rough Guide to "The Hitchhiker's Guide to the Galaxy" の発売された。価格は7.99ポンド。著者の Marcus O'Dair はフリージャーナリストで、『銀河ヒッチハイク・ガイド』のファンらしい。
Don't Panic 2009: Douglas Adams and "The Hitchhiker's Guide to the Galaxy"、発売!
2009年9月15日、ニール・ゲイマンによるダグラス・アダムスと『銀河ヒッチハイク・ガイド』の解説書が、新しく改定されて出版された。
この本は、1988年に Don't Panic: The Official Hitch-Hiker's Guide to the Galaxy Companion のタイトルで出版され、その後、タイトルと本文が少しずつ更新されてきた。小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』30周年を記念して出版される2009年版は、Don't Panic 2009: Douglas Adams and "The Hitchhiker's Guide to the Galaxy" というタイトルになる予定で、2005年の映画についても書かれている。
ディズニーの短編アニメ「ファイアボール」第1話に注目!
ウォルト・ディズニー・ジャパンが、国内向けのアニメーションとして日本の制作会社と共同で製作した短編3DCGアニメ「ファイアボール」第1話には、「イルカは地上で二番目に知能の高い生物」「人類は?」「三番目」といった台詞が出てくる。これらの台詞が『銀河ヒッチハイク・ガイド』を踏まえていることは明らかだが、制作に携わった日本人スタッフが書いたというより、アメリカ側からの指示で付け加えられたものらしい。実際のアニメーションは、公式サイトで誰でも観ることができるので、興味のある方はどうぞ。
The Hicthhiker's Guide to the Galaxy, Live in Concert、CD発売!
9月14日、アダムスが1995年にロンドン・アルメイダ劇場で行った朗読の模様を収録したCD、The Hicthhiker's Guide to the Galaxy, Live in Concert が、Phoenix Audio より発売された。定価は12.95ドル。以前、カセットテープおよびビデオテープで発売されたことはあるが、CDとしては初めてなので、また聴いたことがないという方は、この機会に是非。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』朗読CDセット、発売予定!
小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』全5冊をまとめた朗読CDセットが、The Macmillan audio books より発売されることになった。このセットは、1作目をスティーヴン・フライが、2作目以降の計4冊をマーティン・フリーマンが朗読しているもので、さらにボーナス・トラックとしてアダムスのドキュメンタリー、Life, the Universe, and Douglas Adams のDVDがついている。2007年11月発売予定で、価格は49.99ポンド。
マーティン・フリーマン朗読CD発売!
スティーヴン・フライに続き、今度は映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』でアーサーを務めたマーティン・フリーマンが、小説版の朗読に挑戦し、2006年12月、ついに最終巻『ほとんど無害』がMacmillan Audio Books より発売された。
第一弾の『宇宙の果てのレストラン』が出たのが2006年6月2日、以下第二弾『宇宙クリケット大戦争』、第三弾『さようなら、いままで魚をありがとう』が発売され、定価はいずれも14.46ポンドとなっている。『銀河ヒッチハイク・ガイド』だけ出ていないのは残念だが、でも原作者アダムスの朗読とは異なる味わいを楽しもう。映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』 、WOWOWにて放映!
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』が、WOWOWに登場する。2006年12月17日(日)午後10時より放映された。
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』 、ブルーレイ・ディスク版発売!
2006年12月6日、映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』のブルーレイ・ディスクが発売された。定価は4935円(税込)。
と言っても、既に発売されているDVDと内容的にどう違うのかは不明だが、少なくとも音声と字幕のヴァリエーションはかなり豊富になるようだ。音声は英語・日本語・ポルトガル語、字幕に至っては英語・日本語・中国語・インドネシア語・マレー語・韓国語・ポルトガル語と、東アジア圏を網羅している。
ブルーレイのプレイヤーをお持ちの方は、是非どうぞ。
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』 、DVD発売&レンタル開始!
2006年3月17日、ついに映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』のDVDの発売された。定価は3990円(税込)。映画のメイキングや音声解説といったDVD特典もちゃんとついている。さらに、初回限定でみうらじゅん氏の解説つき「『銀河ヒッチハイク・ガイド』ガイド」も入っているので、ご購入はお早めに。
買ってまでは、とお考えの方のためには、同日からレンタルも開始される。販売はDVDのみだが、レンタルはビデオテープもあるので、DVDプレイヤーをお持ちでない方もご安心を。映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』 、拡大上映決定!
2005年9月10日、ついに日本で映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』のロードショー公開が始まった。上映期間は2週間のみという話もあったようだが、多くの劇場では4週間上映され、六本木ヒルズでは6週目に亘って上映されたが、10月21日(金)でとうとう上映終了に。
東京:VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ(10月21日で上映終了)
東京:TOHOシネマズ南大沢(10月8日で上映終了)
神奈川:TOHOシネマズ川崎(10月14日で上映終了)
神奈川:TOHOシネマズ海老名(10月8日で上映終了)
千葉:TOHOシネマズ市川コルトンプラザ(10月8日で上映終了)
名古屋:TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(10月14日で上映終了)
京都:TOHOシネマズ二条(10月8日で上映終了)
大阪:ナビオTOHOプレックス(10月8日で上映終了)
大阪:TOHOシネマズ泉北(10月8日で上映終了)その後、これまで上映されていなかった地方の映画館でも遅れて上映されることに。
福井:福井コロナシネマワールド(10月22日〜上映終了)
兵庫:109シネマズHAT神戸(10月26日〜上映終了)
岡山:シネマ・クレール石関(12月17日〜12月23日 レイトショー)
福岡:ユナイテッド・シネマキャナルシティ13(11月19日〜12月9日)
熊本:シネプレックス熊本(11月5日〜11月25日)
神奈川・小田原コロナシネマワールド(2006年1月14日〜2月10日)なお、9月15日発売の雑誌『Weekly ぴあ』によると、東京単館公開作品の観客動員数ランキングで、『理想の女』『メゾン・ド・ヒミコ』に続く第3位に入っている。
日本語の公式映画サイトはこちら。デザインはイギリス版と同じだが、「トリビア」コーナーの内容は『銀河ヒッチハイク・ガイド』をまったく知らない大多数の日本人用に書き換えられている。ロンドン・科学博物館での『銀河ヒッチハイク・ガイド』特別展終了
ロンドン・サウスケンジントンにある科学博物館で開催されていた『銀河ヒッチハイク・ガイド』の特別展が終了した。この特別展示は、入場料金は大人7.95ポンド、子供6.95ポンド。映画版のストーリーに沿って進められ、それぞれのシーンの背後にある「科学」が説明されるほか、実際に映画で使われた小道具や衣装も200点展示されていたらしい。
この特別展に行かれた方のレポートがこちら。展示の様子がよく分かる写真満載に加えて日本語解説付きなので、是非ご覧あれ。
また、特別展の公式サイトはこちらへ。検索サイト「グーグル」に「42」登場!
検索サイトGoogle で"answer to life, the universe and everything" と入力すると、Google の電卓機能が働いて「42」という答えが表示される。が、このたび日本語版の電卓機能も強化され、「人生、宇宙、すべての答え」と入力しても「42」と表示されるようになった。日本の『銀河ヒッチハイク・ガイド』ファンにとって、これはまさに快挙である。是非一度ご自身でお試しあれ。
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』 公開関連イベントあれこれ
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』の日本公開を目前に控えて、VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズでは実際に撮影で使用されたヴォゴン人が特別展示されている。また、六本木近くのいくつかのショップでは、関連商品の販売や映画の半券での割引サービスなども行われるらしい。詳しくは公式サイトをご参照あれ。
テレビ・ドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』DVD、日本で発売!
小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』新訳発売、映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』の公開に続いて、今度は何とテレビ・ドラマ版のDVDが日本で発売された。
ジェネオン・エンターテインメントより2枚組DVDで、価格は定価5880円(税込)。特典映像もついているので、こちらもお見逃しなく。映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』のDVDが英米で発売!
日本でようやく映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』が劇場公開される頃、イギリス・アメリカでは早くもDVDが発売となる。イギリスでは9月5日に定価22.99ポンドで、アメリカでは9月13日に定価29.99ドルで発売された。
雑誌 Hotdog #65 によると、劇場公開版では故あってカットされたシーンが、手直しして追加挿入される他、グラント・ジー(ジェニングス同様、ミュージック・クリップの監督。ドキュメンタリー作品としては、以前レディオヘッドの『ミーティング・ピープル・イズ・イージー』を手掛けた)による映画の製作風景を撮ったドキュメンタリー映像も付いている。ただし、アメリカで販売されるDVDは、リージョンコードのせいで日本のDVDプレイヤーでは観ることができないのでご注意を(ヨーロッパのDVDはリージョンコード自体は同じだが、放送方式がヨーロッパはPAL方式、日本はNTSL方式なので、やはりそのままでは再生不可。さらにご注意を)。映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』 、全米・全英・全豪で初登場第1位!
イギリス・オーストラリアでは2005年4月28日から、アメリカでは4月29日から映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』が公開された。気になる週末興行成績だが、いずれの国で初登場第1位に輝いている。詳しくはこちらへ。
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』 、ワールド・プレミア開催!
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』のワールド・プレミアが、4月20日にロンドンのレスター・スクエアにある UCI Cinema で行われた。
その模様を現地で撮影した人のサイトがこちら。臨場感のある写真をお楽しみください。映画とのタイアップ版ペーパーバック、発売!
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』公開に合わせて、イギリス・アメリカで発売されている小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』のペーパーバックの表紙が、2005年4月1日から一新された。
が、今回は単なる装丁の変更だけではない。ロビー・スタンプによる映画のメイキング解説や、出演者へのインタビュー、さらに脚本に参加したケイリー・カークパトリックの自作自演インタビューなど、何と約100ページ分ものオマケが付いている。必読!映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』、UK版公式サイト公開!
これまで公開されていた、映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』の公式サイトとは別に、先日イギリス版のサイトが立ち上げられた。
同じ映画の公式サイトなんだからどちらもほとんど同じだろう、と侮るなかれ。さすがお膝元、作りも内容もとびきり凝っている。という訳で、両方のサイトを是非ご自分の目でお確かめください。M・J・シンプソンの解説本・伝記が改訂される!
現在発売されているM・J・シンプソンによる『銀河ヒッチハイク・ガイド』の解説本、A Completely and Utterly Unauthorised Guide to Hitchhiker's Guide とアダムスの伝記、Hitchhiker: A Biography of Douglas Adams の改訂版が発売される。改訂版では、映画やラジオ・ドラマ新シリーズなどの最新情報を盛り込まれている。
「ダグラス・アダムス」、Oxford Dictionary of National Biography に掲載!
先日、Oxford Dictionary of National Biography の改訂版が発売され、有料のオンライン・サービスも始まったが、これにはイギリスの歴史上重要と思われる約50000人の伝記と約10000枚の写真が含まれている。ただし、この改訂版は2000年12月までに亡くなった人を対象としているため、当然アダムスは入っていない。が、2001年に死去した人の分が2005年1月に追加され、「ダグラス・アダムス」の項は、通常は1500字程度のところ、約2700字もの長さで掲載されている。ちなみに執筆者はアダムスの公式伝記本作家、ニック・ウェブである。
Oxford Dictionary of National Biography は有料のため、専門性の高い図書館や研究施設の利用者でなければ、高い金額を支払わなければオンラインと言えと閲覧することはできない。が、2005年1月10日までなら、アダムスの項に限ってこちらから見ることができる。興味のある方は、大急ぎでアクセスすべし。ドキュメンタリー・ビデオ、Life, the Universe, and Douglas Adams 発売
アダムスのドキュメンタリー・ビデオ、Life, the Universe, and Douglas Adams が、アダムスの公式サイト、http://www.douglasadams.com にて発売された。
このビデオ、アダムス本人の未公開映像に加え、彼の家族や友人、サイモン・ジョーンズやジェフリー・パーキンス、サイモン・ブレットら30人あまりが登場する。なお、司会役はニール・ゲイマンが務めていた。
販売価格は29.95ドルだが、日本から購入する場合、さらに送料10.70ドルがかかる。ビデオはVHSだが、NTSC (North American) とPAL (European) フォーマットがあるので、日本で普通に観るのなら、NTSC (North American) を選択しよう。