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更新履歴・裏ヴァージョン


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目次
能書き 何でこんなページを追加することになったのかについての言い訳

2018年

2018.2.3. 『私立探偵ダーク・ジェントリー』第2シリーズ公開開始
2018.3.3. SpaceXの快挙
2018.4.7. 『長く暗い魂のティータイム』
2018.5.5. ラジオドラマ第6シリーズ


能書き

 自分のホームページを初めて世界に向けて公開したのが2001年2月12日、それからほぼ毎週土曜日ごとに地道に更新を続けてきたけれど、その過程で実はひそかにストレスが溜まっていた。
 表向き、私のホームページの内容は、ダグラス・アダムスとユーリ・ノルシュテインとアントニオ・ガデスの3人についての紹介で、そこには当然私の主観が色濃く反映されてはいるものの、一応ある程度の客観的な情報を記載するに留めている。その気になれば、誰でも調べられることではあるがそこまで調べようとは思わないだろうこと、たとえばアルメイダ劇場のこととか、または個別には知っていたとしても関連を意味づけようとはしないだろうこと、たとえばダグラス・アダムスとリチャード・ドーキンスの関係とか、そういう類の事柄だ。
 だが、そうやって細々とした事どもを追いかけているうち、してやったりの体験や思いがけない幸運に出くわすことがある。だがそれらはあくまで私個人に属することなので、当然これまでホームページの中には一切盛り込まなかった。
 たとえば、ロード・クリケット場。私は、ロード・クリケット場に入ったことがある。それも、一観客としてクリケットの試合を見たのではない。大体、私が訪れた日は試合をしてすらいなかった。では、会員でもなければ入れないはずのクリケット場に、どうしてクリケットのルールもロクに知らない私が試合のチケットもなしに入れてもらえたのかと言うと、その時私と一緒にロンドンを旅行していた友達の叔母さまがイギリス人と結婚してロンドンに住んでおられて、その結婚相手のイギリス人紳士がイギリス人紳士にふさわしくクリケットのファンで、ロード・クリケット場の会員だったのだ。そして、私の(かなり歪んだ理由でではあるが)ロード・クリケット場に対する思い入れを知ると、快く案内役を引き受けてくださった。
 何年か前の3月。その年は常にない暖冬で、3月とは言えセーター一枚で汗ばむ程の陽気だった。叔母さまの自宅はリージェンツ・パークの東側で、そこからリージェンツ・パークを横切ってロード・クリケット場に歩いて行くことになった。私と友達とイギリス人の叔父さまの3人で、相当に怪しい英語で話しながら、柔らかい緑に染まった公園を散歩したこと、途中公園内にある休憩所で紅茶とお菓子をごちそうになったこと、友達はその時つましくスコーンを一つ手に取ったのに、私はやたらデカくて派手なフルーツタルトを食べたこと、いざクリケット場の前にたどりついて、施錠された門の前に立てただけでも感無量だったのに、叔父さまが中の人に話しかけて鍵を開けてくれるようお願いしてくださったこと、さすがにグラウンドの芝生の中には入れなかったがすぐそばまで行けたこと、私の全く知らないクリケットの名選手の写真が貼られたグラウンドの売店で、シンボルマーク入りのグッズやポスターを買えたこと、それらの記憶は褪せることなく今も鮮明に残っている。
 おととしの初夏、叔父さまは早世された。さすがに私は行けなかったが、友達は直ちにイギリスに飛び、デヴォン州で行われた葬儀に間に合うことができた。その時、「クリケットに興味がある珍しい日本人」ということで、私の話も出たらしい。帰国した友達は、普段叔父さまが愛用されていたというロード・クリケット場のマグカップを、形見の品として私にくれた。マグカップには、ENGLAND V AUSTRALIA ASHES SERIES LORD'S 1993 という文字と、クリケットのバットを持った獅子(イギリス)とカンガルー(オーストラリア)のイラストが書かれている。
 と、書き始めるときりがないが、それらはあくまで個人レベルの話である。故に、「ロード・クリケット場」の項目に載せるべきではないと考え、実際に書いたのは名称や最寄り駅や歴史についてのとびきり客観的な情報だけに絞った。絞ったものの、欲求不満は残った。
 という次第で、「更新履歴・裏ヴァージョン」新設と相成った。こちらには、表の側には載せられない個人的な感想や思い出やその他もろもろについて、週間日記のような感覚で気の向くままに書いていくつもりでいる。
 よろしければ、お付き合いください。

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2018.2.3.  『私立探偵ダーク・ジェントリー』第2シリーズ公開開始

 前回の同コーナーで書いた通り、Netflixのテレビドラマ『私立探偵ダーク・ジェントリー』第2シリーズは、私の期待通り、日本でも1月5日から公開が始まった。めでたい!
 第1シリーズが公開された時の経験から、1月5日に公開されると言っても朝一番からアップされる訳ではないと知っていたので、前回のように早起きして待機してがっかりするという愚は繰り返さなかった(同じことをまたやったらさすがにバカだよね)。夜になって、確実にアップされたと思われる時間帯からNetflixにアクセスし、待ってましたとばかりに第2シリーズ第1話を選択したら――
 あ、あれ? これ、本当に『私立探偵ダーク・ジェントリー』なの?? ひょっとして私、興奮しすぎて別のプログラムを選んじゃった???
 ……というのが、第2シリーズ第1話の冒頭を観た瞬間の、率直な感想だった。単に意外に思っただけでなく、実際に再生をいったん停止して番組のタイトルを確認した程だ。そのくらい、あのオープニングには意表を突かれた。
 勿論(?)、しばらく進むと第1シリーズですっかりおなじみになった面々が登場し、ああ良かった、やっぱりこれは本当に『私立探偵ダーク・ジェントリー』だったんだ、と納得できたけど、第2シリーズ第1話ではサミュエル・バーネット扮するダークは組織に拘束されているため、第1シリーズでおなじみの黄色いジャケットは着ていない。初めてあの黄色いジャケット姿を見た時は「いくら何でもヘンテコすぎないか」と思ったのに、今ではすっかりあのジャケットが恋しくなっているから不思議だ、というか、まんまと製作者の意図にハマっているだけか?
 その後、イライジャ・ウッド扮するトッドとの再会シーンにも見事に意表を突かれたし、第2シリーズ全体を通してハチャメチャとしか言いようのない出来事が次々起こるにもかかわらず最後には見事にきれいにつなげてみせる辺りは「全体論的」の面目躍如だったと思う。第1シリーズと比べて私が苦手だった血腥さも随分薄らいでいて、私としては好感が持ちやすかった。ただ残念だったのは、第2シリーズでは第1シリーズと違ってダグラス・アダムスの原作小説への言及とかほのめかしのようなものがほとんど出てこないこと。すっかりNetflix版テレビドラマ作品の世界として確立されていて、そのこと自体はいいんだけど、もう少し細部で目配せがあると良かったのに――と思ったけど、ひょっとして私がまんまと見逃しただけかもしれないので、やっぱりもう一度最初から冷静に見直してみようっと。
 
 そして今回の更新は、テレビドラマ『私立探偵ダーク・ジェントリー』第2シリーズに加え、コミックス版の3作目 The Salmon of Doubt も紹介。合わせて、このコミックスの第1巻に付けられていた、テレビドラマで過激な殺戮者バートを演じた女優フィオナ・ドゥーリフによるイントロダクションも追加した。
 コミックス The Salmon of Doubt は、『私立探偵ダーク・ジェントリー』第1シリーズの内容とコラボしていて、コミックスとテレビドラマの両方に目を通していた上で読むとなかなかおもしろい――言い換えると、コミックスとテレビドラマの両方に馴染みがない人にはやや意味不明かもしれない。当然ながら、アメコミ化されたサミュエル・バーネットなダークやイライジャ・ウッドなトッドも登場していて、サミュエル・バーネットはまだしもイライジャ・ウッドはあまりにも本人と似ていなかったため、びっくりしたことを告白しておく。

 それから、今年も勿論、「My Profile」コーナーに「2017年のマイベスト」も追加したので、こちらもよろしく。ま、2017年のベスト小説に関しては、「言わずもがな」もいいところだけどね。
 
 あと、関連人物一覧に、2016年3月に開催された第14回ダグラス・アダムス記念講演で講演者を務めたアリス・ロバーツを追加した。私が気付いてなかっただけで、著書の日本語訳も出版されたのね。にしても、2017年に続き、2018年も今のところダグラス・アダムス記念講演が開催されるというニュースは入っていないが、やはり記念講演自体がもう終了なのかしら……?

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2018.3.3.  SpaceXの快挙

 現地時間2018年2月6日、SpaceX社は民間企業のロケットとしては破格の巨大サイズロケット、ファルコン・ヘビーの打ち上げに成功した。このロケットには、SpaceX社のCEOであるイーロン・マスクが所有する電気自動車テスラ・ロードスターが搭載され、(ダミー人形が座る)車の運転席から見える地球の姿も配信された。あたかも車で宇宙空間をドライブしているかのようなファンタスティックな映像だったが、真に注目すべきはこの車のダッシュボードに大きな親しみやすい文字で「DON'T PANIC!」と書かれていたこと。これは勿論、『銀河ヒッチハイク・ガイド』へのオマージュであり、イーロン・マスクによると、車のグローブ・ボックスにはちゃんとタオルも入れてあるらしい。
 そう、アメリカの超有名起業家イーロン・マスクもまた、『銀河ヒッチハイク・ガイド』の大ファンなのだ。
 ……という事実は、実を言うともう何年も前から友人に教えてもらって知っていた。が、南アフリカ共和国出身で10代のうちに母親の母国であるカナダに渡り、アメリカの大学に進学した彼がいつどのタイミングで『銀河ヒッチハイク・ガイド』を初めて知ったのか、とか、そういったディテールをインタビュー記事や書籍でちゃんとチェックするのがつい億劫で放置しているうちに、ロケット打ち上げで先を越されてしまった次第。とにかく、今度こそきちんと調べてイーロン・マスクを「ダグラス・アダムス関連人物」の一人に追加しなくちゃな。にしても、『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んで人生が変わったという意味では私もイーロン・マスクも同じなのに、その後の人生ではえらい差がついたもんだよ。
 という訳で、これからアメリカやイギリスの企業に本気で就職したいと考えている人は、『銀河ヒッチハイク・ガイド』は絶対におさえておいたほうがいいと思う。ファルコン・ヘビーの打ち上げに関するネット記事も、英語では「Note the "Don't Panic" on the dash display, a nod to Douglas Adams' Hitchhiker's Guide to the Galaxy; there's also, according to Elon, a towel in the glove box.」と書かれているだけだったが、この記事の日本語訳には「〔日本版〕『銀河ヒッチハイク・ガイド』には栄養剤などを染み込ませたタオルを持ち歩くキャラクターが登場する」という注釈がついていて、間違っているとは言えないものの「この注釈を書いた人は絶対に自分で『銀河ヒッチハイク・ガイド』を知らないよねえ」と溜息をつかずにいられなかった。勿論、宇宙開発に関するネット記事にさえこんな注釈が必要だということ自体、私としては忸怩たるものがあるんだけどさ。
 
 と、凹んでばかりもいられない、明日3月4日からはラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』40周年を記念して製作された第6シリーズの放送が始まる(あのスティーヴン・ホーキングもゲスト出演するんですって)し、3月6日には河出文庫からダーク・ジェントリー・シリーズの2作目『長く暗い魂のティータイム』も出版される。ああ、次から次へと忙しいったらないわ。 
 
 でもその前、まずは今回の更新として、アダムスの『これが見納め』の20年後を追ったドキュメンタリー本に寄せた、マーク・カーワディン序文を追加。一足先に序文を追加したスティーヴン・フライは、先日、前立腺ガンの手術を受けたことをネットで告白していたが、今のところ術後の経過は悪くなさそうで何よりだ。

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2018.4.7.  『長く暗い魂のティータイム』

 ついに出ました、ダグラス・アダムス著『長く暗い魂のティータイム ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』(河出文庫)!
 アダムスの小説を新訳で読めるのもいよいよこれで最後(The Salmon of Doubt とか、アダムス脚本の『ドクター・フー』のノベライズとか、日本語訳の出ていない作品もまだ残っているけれど、さすがにこれらは望み薄でしょ)かと思うと、もったいなくてちびちびと読み進めたいところだったが、いざ読み始めればおもしろくて止められないし、おまけに(日本時間の)3月9日からはラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』第6シリーズが始まり、このラジオドラマの原作であるオーエン・コルファー『新 銀河ヒッチハイク・ガイド』上下巻を急いで読み返さなくてはならない、という訳で、書店で『長く暗い魂のティータイム』を手に取った時の、「絶対にゆっくり時間をかけて読むぞ!」という固い決意はどこへやら、結局ほんの3、4日で読了してしまったのだった。あああああ。
 正直、『長く暗い魂のティータイム』は、構成という点では前作に及ばないと思う。「神が不老不死ならば、今もこの地球上のどこかで生きて暮らしているはず」というアイディアそのものは悪くないが、それが「全体論的探偵」と巧くマッチしていたかというと、ちょっと怪しい。前作では数々のとんでもない出来事に巻き込まれてひどい目に遭うのはダークではなくもっぱら友人リチャード・マクダフだったのに対し、今回はダーク本人が振り回され役になっていることも、私が「全体論的探偵」らしさを感じられなかった一因かもしれない。
 ついでに言うと、『長く暗い魂のティータイム』を読んでいる最中に私が頭に思い浮かべていたダーク・ジェントリー像は、『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』で描写されていたような「腹まわりが少しでっぷり」(p. 193)で明るい茶色のスーツと赤いチェックのシャツと緑のネクタイという格好の中年オヤジではなく、コミックス版で描かれていた細身のダークか、あるいはNetflixのテレビドラマ『私立探偵ダーク・ジェントリー』の、ヘンテコだがかわいらしい、黄色いジャケット姿のサミュエル・バーネットだった。前作を読んでいた時は、どちらも全くイメージしなかったのにな。我ながら謎だ。

 一方、(日本時間の)3月9日にはラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』第6シリーズの放送が始まり、『新 銀河ヒッチハイク・ガイド』を大急ぎで読み返してみたところ――偶然ながら、『長く暗い魂のティータイム』にも『新 銀河ヒッチハイク・ガイド』にも北欧神話の神々が登場していて実にややこしい。コルファーの頭の中では『新 銀河ヒッチハイク・ガイド』のトールも『長く暗い魂のティータイム』のトールも同一人物(?)という設定だったのだろうか。私としては『新 銀河ヒッチハイク・ガイド』で描かれるうじうじしたトールはあまり好きではなくて、原著を読んだ数年後、ケネス・ブラナー監督のアメコミ映画『マイティ・ソー』でクリス・へムズワース演じるソーを観て溜飲を下げた記憶があるのだが。
 
 ということで、今回の更新はラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』第6シリーズについて。目下、第5話まで放送されていてBBC iPlayerの公式サイトから聴くことができる――日本にいても、何の問題もなくストリーミング視聴できる。今じゃ当たり前すぎて何とも思わないが、考えてみれば第4・5シリーズが放送された時は「CD発売を待たずに聴ける」ことに大いに感動したっけ。勿論、ファンとしてはモノとしてのCDも購入するつもりだけど、でもイギリスのAmazonでは4月13日発売なのに、日本やアメリカのAmazonでは9月25日発売になっていて、どうやら日本やアメリカのAmazonで販売されるのは「International Edition」らしいんだけど、ちょっと待ってよ、この違いは何ーーー?!


2018.5.5.  ラジオドラマ第6シリーズ

 ラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』第6シリーズは、オーエン・コルファーの原作小説『新 銀河ヒッチハイク・ガイド』があまり好きではないという意味でそんなに期待していなかったが、いやいやなんの、よく出来ていた。原作で私がうざいと感じていた小ネタの数々はばっさりカットされており、ネタバレというほどのことでもないと思うから書くけれど、ダーク・マッグス脚本のラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』第6シリーズは、オーエン・コルファーの原作小説とはラストシーンが異なっていて、この改変がまた原作よりずっといい!
 さらに嬉しい驚きだったのが、かなりの高齢となった主要キャストたちの声が、見事なまでに第1シリーズの時から変わっていなかったこと。特にアーサー役のサイモン・ジョーンズときたら、声だけ聴いていると第1シリーズかがら40年(!)もの歳月が過ぎたとはとても思えませんって。
 とは言え、さすがに既に亡くなられた主要キャストについては別の人が担当するしかない(そりゃそうだ)。トリリアン役は、スーザン・シェリダンに替わってテレビドラマでトリリアン役だったサンドラ・ディキンソンが務めている。サンドラ・ディキンソンはラジオドラマ第5シリーズで(並行宇宙の)トリシア・マクミラン役を既にやっていただけに妥当なキャスティングだとは思うが、彼女が演じたトリシア・マクミランは「ゼイフォードの宇宙船に乗り損ねたトリシア・マクミラン」のほうであって、「ゼイフォードの宇宙船で地球を脱出し、後にランダムという娘の母親となるトリリアン」ではない。それでなくても元々ややこしくこんがらがった話なのに、この交代劇でより一層ややこしいことになってないか?
 その他、第6シリーズから新規で参加したナレーター役のジョン・ロイドは、本職はプロデューサーなのにそつなくこなしている感じで、さすがケンブリッジ大学フットライツ卒だけのことはある、と感心。一方、今回マーヴィン役を務めたジム・ブロードベントについては、これまでのラジオドラマとテレビドラマのスティーヴン・ムーアや映画のアラン・リックマンのマーヴィンと比べると鬱っぽさが足りない気がして、こちらはやや残念だった。
 
 そんなラジオドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』第6シリーズは、既にCD-BOXも発売されているし、手軽にAudible.comからダウンロード購入することもできる。興味のある方は、是非。
 
 そして今回の更新は、今年1月に発売されたジェイムズ・ゴスによるノベライズ Doctor Who and the Krikkitmen の冒頭に掲載された、ダグラス・アダムス本人が遺していた提案書を追加。映画版「ドクター・フー」に向けての具体的な企画というよりは「SF映画はかくあるべし」という主張とか宣言に近くて、とても興味深い文章だった。
 が、しかし。アダムスは、映画『ソイレント・グリーン』を観る気にもなれないと貶す一方、SF作家ハリイ・ハリスンのことは高く評価していて、えーーっと、『ソイレント・グリーン』の原作小説『人間がいっぱい』の著者は他ならぬハリイ・ハリスンだと知った上で書いてます? それとも不運な偶然かしら??

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