London Map 〜DNA関連ロンドン地図〜

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Barbican Centre バービカン・センター

 Topics の Procol Harum 参照

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the Berkeley ザ・バークレイ

 5つ星の高級ホテル。アダムスはこのホテルでカンヅメになって、『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズ4冊目の小説を書き上げた。
 19世紀に最初に建てられた時には現在の場所ではなく、ピカデリーとバークレイ・ストリートの角だったことから、「ザ・バークレイ」というホテル名がつけられた。1901年1月1日付でサボイ・ホテルの系列となる。後に、高級ホテルにふさわしい空調設備等を刷新するには改装不可能という理由から、現在の場所に新たに移築されることとなり、1977年に新装オープンした。

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Fenchurch Street Station フェンチャーチ・ストリート駅

「最初に兄のお友だちかって訊いたでしょう。兄って言っても、ほんとは半分しか血はつながってないんだけど。わたしをフェニーって呼ぶのはあの人だけで、だから私は兄があんまり好きじゃないの」
「じゃあ、ほんとは……?」
「フェンチャーチよ」(『さようなら、いままで魚をありがとう』、p. 103)

 『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズ4冊目の小説に登場する少女、フェンチャーチの名前の由来となった駅。

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Fleet Street フリート・ストリート

「今日一日で電話をすっかりすり減らしちゃったよ。フリート街の新聞社という新聞社の部署という部署に片っ端から電話をかけて、やっと電話番号を突き止めたんだ」(『さようなら、いままで魚をありがとう』、p. 202)

 フリート・ストリートとは、多くの新聞社や出版社が集まっている通りのこと。転じて、イギリスにおける新聞・ジャーナリズムの世界を指す。

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Forbidden Planet フォービドゥン・プラネット

 SF専門のチェーン店。イギリス国内に10店舗を持つ。
 トッテナム・コート・ロード駅のそばにあるロンドンの店で、アダムスは小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』及び『宇宙の果てのレストラン』出版記念のサイン会を行った。

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Harrods ハロッズ

「わかった」フォードは言った。「これをそうだと想像しよう。いいぞ。君はこの風呂に入るんだ。いいぞ。大きな丸い風呂だ。風呂は黒檀でできている」
「どこで手にいれるんだ?」アーサーが言った。「ハロッズ・デパートはヴォゴン人に破壊されたぞ」(『宇宙の果てのレストラン』、p. 163)

 ロンドンの有名な高級百貨店。物語の冒頭で地球もろとも破壊されたが、「破壊されなかったもう一つの地球」を舞台に展開されるシリーズ4冊目の小説の中でもハロッズだけは破壊される羽目に。

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Harvey Nicholls ハーヴィー・ニコルズ

開いたハッチが<ハロッズ>の食料品売り場をぶち抜き、<ハーヴィー・ニコルズ>百貨店を破壊した。痛めつけられた建物のきしるような悲鳴を最後に残して、<シェラトン・パークタワー・ホテル>が倒壊した。(『さようなら、いままで魚をありがとう』、p. 240)

 ロンドンの高級百貨店。最先端のファッションを提供するとして人気がある。この百貨店も、「破壊されなかったもう一つの地球」を舞台に展開されるシリーズ4冊目の小説の中で、ハロッズに続いて破壊されてしまった。

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Hyde Park ハイドパーク

 夏の太陽は公園の木々を抜けて沈んでいき、まるで――いや、まわりくどい言い方はやめよう。ハイドパークは美しい。そのすべてが美しい。例外は月曜の朝のゴミの山だけだ。アヒルさえ美しい。(『さようなら、いままで魚をありがとう』、p. 140)

 『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズ4冊目で、アーサーはフェンチャーチと名乗る少女と出会い、恋に落ちる。フェンチャーチの家はイズリントンだが、二人はわざわざハイドパークまで出かけてサーペンタイン湖の周囲を散歩する。初デートで舞い上がったアーサーの目には、湖のアヒルさえとびきり美しいものに見えたらしい。

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Hyde Park Corner  ハイド・パーク・コーナー

 ここで、アダムスは交通事故を起こしたことがある。本人は無事だったが、運転していたポルシェは大破し、ちょうどこの場所にあるハード・ロック・カフェの開店を待つ行列客たちの格好の見世物となってしまった。

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Islington イズリントン

 二六七七○九という数字が、かつてアーサーがでかけていったパーティの会場となったイズリントンのあるマンションの電話番号と同じだというのは、まことにめくるめく偶然の一致にすぎない(そのパーティで彼はとびきり可愛い「娘と出会ったのだが、ものにすることはできなかった――娘は押しかけ客とどこかにしけこんだのである)。(『銀河ヒッチハイク・ガイド』、p. 102)

 ロンドン北東部の住宅エリア。しょっちゅう住まいを変えているアダムスだが、結婚式を挙げたのもイズリントンの町庁舎なら、新しく購入した家もやはりイズリントンにあったらしい(もっとも、結局そこにも腰を据えることはなく、『銀河ヒッチハイク・ガイド』映画化のために渡米してアメリカ暮らしをすることになったが)。
 関連地図一覧の Islington Map 参照

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King's Cross Station  キングス・クロス駅

「数を考えなさい」コンピュータが言った。「どんな数でも結構よ」
 アーサーはコンピュータに、キングス・クロス駅の旅客問い合せ室の電話番号を告げた。それにはなにかの機能があるにちがいないと思っていたのだが、やはりそうだということがわかった。
 コンピュータはその数を宇宙船の再生された不可能性ドライヴに注入した。(『宇宙クリケット大戦争』、p. 277)

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Leichester Square  レスター・スクエア

 ロンドン一の繁華街。映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』のプレミアは、レスター・スクエアにあるUCI Cinemaで開催される。

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Lord's Cricket Ground ロード・クリケット場

 Topics の Lord's Cricket Ground 参照

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the Royal Institution  王立協会

 アダムスの死後、2001年から年に一度、アダムスの誕生日に開催される「ダグラス・アダムス記念講演」の会場。

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Sheraton Park Tower シェラトン・パーク・タワー

 シェラトン系列のホテルで18階建ての円形のビル。Harvey Nicholls 参照

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St. Martin-in-the-Fields セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会

 ロンドンで、アダムスの葬儀が行われた教会。

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St. Pancras Station セント・パンクラス駅

 ダーク・ジェントリー・シリーズ2冊目の小説では、この駅はヴァルハラへの入り口となっている。駅自体もゴシック様式の美しい建物だが、今ではホグワーツ魔法学校行きの列車が出る隣のキングス・クロス駅のほうがはるかに有名になってしまった。

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Tootsies

 地下鉄ホランド・パーク駅そばにある、アメリカン・スタイルのダイナー。ケンブリッジ大学を卒業後、まだ無名だったアダムスとジョン・ロイドは、この店で何度となくハンバーガーを食べながら話すうちに親しくなった(Gaiman, p. 19)。

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Tottenham Court Road トテナム・コート・ロード

「ちょっと音を小さくしてもらえないかな」彼はフォード・プリーフェクトに言った。モニターの前にうずくまって、積みあげたビデオ装置に囲まれている。トテナム・コート・ロードのショーウィンドウから失敬してきたやつだ。(『さようなら、いままで魚をありがとう』、p. 257)

 トテナム・コート・ロードは、ロンドンの中でも電気屋が集まる通りとして知られている。と言ってもその規模は日本の秋葉原の比ではないが、ロンドンでビデオ装置をかっぱらいに行くならこの通りをおいて他にはないであろう。

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the Zoo in Regent's Park ロンドン動物園

だが、やがて転機が訪れた。空飛ぶキーキーロボットの精鋭部隊が、リージェントパークの動物園を発見した――もっと具体的に言うと、そこの爬虫類館を発見したのだ。

 1826年にリージェンツ・パーク内に開園した動物園。ここに爬虫類館があったことが、人類にとっては幸いとなる。

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