アントニオ・ガデス舞踊団、６年ぶりの来日公演決定！

　アントニオ・ガデス舞踊団の６年ぶりの来日公演が決まった。2022年10月22日と23日の２日間、東京文化会館で『カルメン』が上演されるとのこと。詳しくはこちらへ。

アントニオ・ガデス舞踊団 in シネマ、上映決定！

　2011年に新生アントニオ・ガデス舞踊団によって上演された『カルメン』と『血の婚礼／フラメンコ組曲』が、2018年９月16日〜29日の日程で、東京・渋谷のBunkamura ル・シネマで上映されることが決定した。入場料金は、それぞれ2800円。詳しくはこちらへ。

サラ・バラス『ボセス　フラメンコ組曲』のドキュメンタリー映画上映開始！

　日本でも2015年9月21日と22日、「flamenco festival in Tokyo」の一環として東急シアターオーブにて上演されたサラ・バラスの『ボセス、フラメンコ組曲』の製作舞台裏を追ったドキュメンタリー映画「パッション・フラメンコ」が、2017年８月19日より東京・渋谷のBunkamura ル・シネマを始め、日本各地の映画館で上映されている。『ボセス、フラメンコ組曲』は、パコ・デ・ルシア、アントニオ・ガデス、カルメン・アマジャなど、フラメンコの巨匠たちへのオマージュとなっている作品で、映画の上映に関する詳しい情報についてはこちらへ。

　アントニオ・ガデス舞踊団の７年ぶりの来日公演が終了した。東京・渋谷のBunkamuraオーチャード・ホールでは、2016年９月17日〜19日の日程で、演目は『カルメン』と『血の婚礼』＆『フラメンコ組曲』の２種類。その他、兵庫県立芸術文化センターでは9月22日に『カルメン』が、アクロス福岡・福岡シンフォニーホールでは9月23日に『血の婚礼』＆『フラメンコ組曲』が、それぞれ上演された。

サラ・バラス『ボセス　フラメンコ組曲』来日公演！

　2015年9月21日と22日、「flamenco festival in Tokyo」の一環で、サラ・バラスの『ボセス、フラメンコ組曲』が東京・渋谷の東急シアターオーブにて上演された。『ボセス、フラメンコ組曲』は、パコ・デ・ルシア、アントニオ・ガデス、カルメン・アマジャなど、フラメンコの巨匠たちへのオマージュとなっている。詳しくはこちらへ。

アントニオ・ガデス舞踊団、ＤＶＤおよびブルーレイ発売！

　2011年、新生アントニオ・ガデス舞踊団の『カルメン』『血の婚礼／フラメンコ組曲』『アンダルシアの嵐』のＤＶＤおよびブルーレイが、３枚同時にスペインで発売された。これは、2011年４月にアントニオ・ガデス生誕75年を記念してマドリードで行われた公演を収録したもの。リージョンフリーなので、日本のDVDプレイヤー＋テレビで問題なく視聴できるし、英語字幕を選択することもできる。また、それぞれの作品に、スペイン語、英語、フランス語、ドイツ語の四カ国語で書かれたカラーのブックレットがついている。フラメンコ・ワールド・コムのサイトで、DVDは36.9ユーロ、ブルーレイは44.9ユーロで購入することができるが（送料別）、今なら日本のフラメンコのＣＤ／ＤＶＤ専門店アクースティカでもDVDが購入可能。各5250円で送料は300円だが、10500円以上だと送料が無料になるので、３枚まとめて買うことをお勧めする。

DVD『アントニオ・ガデス　その人生と舞踊の倫理』、発売！

　2008年９月20日、『アントニオ・ガデス　その人生と舞踊の倫理』の日本版DVDが株式会社パセオから発売された（定価4700円）。このDVDは、スペイン国営放送で2007年に製作・放送された、約55分のテレビ番組を収録したもので、ガデス本人へのインタビューに加え、クリスティーナ・オヨスやプラシド・ドミンゴらのインタビュー、さらにスペイン国立舞踊団の監督時代の映像を始め、多くの未公開映像も含まれている。ファンにとっては堪えられない映像満載なので、是非お見逃しなく。

アントニオ・ソレーラ、渋谷消防署から感謝状を贈られる

　2007年３月４日未明、現在来日公演中のアントニオ・ガデス舞踊団のギタリスト、アントニオ・ソレーラ氏が、火災現場の女性を救助したことにより渋谷消防署から感謝状を贈呈された。
　３月７日付の朝日新聞朝刊によると、

　女性は背後から炎にあおられ、ベランダの手すり（地上から高さ４メートル）にぶら下がり、「助けて」と叫んでいた。その下を偶然通りかかったのがソレーラさん。
　着ていた黒いジャンパーを脱いで両手でマットのように広げ、「すみません」などと片言の日本語で女性に飛び降りるよう呼びかけた。女性は、お尻から落ちるようにしてソレーラさんに抱きとめられたという。（略）「彼女がかわいそうで仕方なく、（救出を）怖いとは思わなかった」と話した。（p. 39）

　なお、ソレーラ氏は、現アントニオ・ガデス舞踊団の芸術監督、ステラ・アラウソの夫でもある。

 

『恋は魔術師』のＤＶＤ発売！

　（株）パセオより、1967年にガデスが主演した映画『恋は魔術師』のＤＶＤが発売された。監督は、『バルセロナ物語』のＦ・ロビーラ・ファリャ。定価は6300円で、パセオ通販や、アクースティカでネット注文もできる。売り切れる前に、是非。

『血の婚礼』『カルメン』『フエンテオベフーナ（アンダルシアの嵐）』ＣＤ発売！

　『血の婚礼』『カルメン』『フエンテオベフーナ（アンダルシアの嵐）』のサントラＣＤがスペインで発売された。解説およびアントニオ・ガデス財団提供の写真入りの小冊子もついている。日本でも、アクースティカで販売しており、ネットでも注文できる。詳しくはこちらへ。

アントニオ・ガデス写真集発売！

　スペインの出版社より、アントニオ・ガデスの写真集が発売された。約310ページのハードカバーで400枚以上の写真入り、スペイン語と英語で併記されている。価格は40ユーロと決して高くはないが、日本から注文する場合は送料がかかる。ちなみに私は簡単＆確実なフラメンコ・ワールド・コムで注文したが、本体価格以上の送料を支払う羽目に。
　みなさまは、どうかもっと巧いやり方を見付けてください。

『アントニオ・ガデス　スペイン舞踊の50年』公演開催

　2005年９月２日、スペイン・マドリッドのサルスエラ劇場にて、アントニオ・ガデス舞踊団やガデスのかつての仕事仲間たちによるショーが行われたらしい。そのショーでは、『血の婚礼』『カルメン』『アンダルシアの嵐』等、彼の代表作の名場面が再現されたとのこと。詳しくはこちらへ。

　2004年7月20日午後5時、アントニオ・ガデス氏が、スペイン・マドリードの病院にて逝去した。享年67歳。死因はガンとのこと。

　近年、ガデスはスペインにて主に振付家として活動を続けていた。2001年にはスペイン国立バレエ団に自作「アンダルシアの嵐」を、また2002年にはアンダルシア舞踊団に「血の婚礼」を振り付け（振りうつし）したとのこと。
　そして、2003年の同バレエ団の来日公演で「アンダルシアの嵐」が上演されたことは記憶に新しい。

スペイン舞踊界の誇る舞踊家アントニオ・ガデスは、スペイン国立バレエ団創立のときの芸術監督であり、20年振りに古巣へ振付家としてかえってきたことになる。フラメンコを含む、スペイン各地の民族音楽と舞踊をとりいれた舞台はひたすら美しく、またドラマチックだ。　――舞踊ジャーナリスト・志風恭子（スペイン国立バレエ団　公演案内より）

　アントニオ・ガデス舞踊団による「アンダルシアの嵐」は、作品の主題と舞台の構成が完璧に一致した、とびきり完成度の高い作品だった。おまけに、どの瞬間を切り取っても息をのむほどに美しかった。今回、ガデス本人が新たに振り付け直したスペイン国立バレエ団版「アンダルシアの嵐」は、アンコールのスタイルに至るもオリジナルを忠実に再現しており、個人的には今後このバレエ団のレパートリーの一つとして定着することを願っている。