神社入口に立つ鳥居と社号標「土佐一ノ宮土佐神社」。主祭神は一言主神と味耜高彦根神。
拝殿。素木づくりの簡素な建物だが、奥行きと広がりが感じられる豪放なつくりとなっている。
国の重要文化財に指定されている本殿、幣殿、拝殿は、元亀元年(1570)に長宗我部元親によって再建されたもの。
本殿。建物の配置を上から見ると、本殿に向かってとんぼが飛び込む形に見える「入蜻蛉式」と称される独特の様式をもつ。
つぶて石。境内東北方にある畳2畳程の自然石。土左大神が鎮座地を定めるにあたり鳴無神社から投げた石とされている。
この地域は蛇紋岩の地層だが、「つぶて石」はこのあたりでは見られない珪石からなっているという。
境内東方の神苑にある禊(みそぎ)岩。かつては禊の斎場であった境内西方のしなね川に祀られていたという。
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