慣性モーメントの計算
慣性モーメントの計算を行います。
形状タイプを選択して、データーを入力し慣性モーメントを求めます。
計算そのものは、単純で難しいものは何もありません。
駆動系の設計時、慣性モーメントを計算するとき、その都度 設計用の参考書を見ながら計算するのが面倒なので作成したプログラムです。
複雑な形状でも、単純な形状の積み上げなので、分割して計算し、合計すれば、実際の形状の近似値を求める事が出来ます。
回転するものは、大体円筒形のものか゛殆どです。
慣性モーメントの計算式は、機械工学、或いは、機械設計便覧に載っているものをそのまま使用しています。
特別な計算はありません。
ACモーター関係では、慣性の大きさとしてGD2が慣習的に使用されてきています。
G=質量Kg
D=直径m
質量は Kg
長さは m
密度は Kg/m3
が使用されています。
慣性モーメント I 又は J は J=GD2/4 となります。
データーの入力は、必要な項目だけを入力すれば、計算が出来ます。
質量が分かっている場合は、質量を計算する為の値は入力する必要がありません。
質量を計算する場合、密度の代表的な値について、選択が可能ですが、単位がKg/㎜3となっているので、選択後、入力した寸法の単位に合わせて、小数点の位置を変更して下さい。