円錐コイルバネの計算
円錐コイルバネの計算をします。 基本的には、通常の圧縮バネと変わりませんが、左図の赤の線であらわしているのが、荷重特性で、
バネの撓みに対して直線となりません。
その為、荷重の指定は、直線から、曲線に変化する点(第一コイルが接着する点)の荷重をしていします。
電卓程度で計算する場合、曲線の途中の荷重で指定して、答えを出すのは困難だからです。
プログラムで、答えを出す為のルーチンを組めば、容易に値を求める事が出来るでしょう。
バネの巻きかたとして、ピッチ角を一定にするか、ピッチを一定にするかがあります。
一番最初に、巻き方を決める必要があります、これによって計算方法が変わります。
普通の、圧縮バネでも不等ピッチのバネがあるのですが、特殊なのでプログラムは作りませんでした。
基本的な項目として、有効巻数を指定する、密着高さを指定する、バネ定数を指定するかの三項目から一つを選択します。
巻ピッチの方法指定と、荷重指定点、上辺の径、底辺の径を指定する以外は、通常の圧縮バネと同じです。
計算は、線径の小さいほうから順次行い、指定された条件で作成出来たバネから順次表示します。
計算するピッチは、0.5巻毎に計算します、巻数がしてされている場合は、単純にその巻数で計算します。