冬のゴルフ攻略

 


冬はプレー料金が安くなるので庶民としてはありがたいのですが、なにぶんゴルフに適した季節とはいえません。

少しでもスコアがまとまるようにと、いろいろ考えてみました。

 

■ スタート時刻

関東地方では、冬の朝はグリーンやフェアウェイがカチンコチンに凍っています。

凍土とかツンドラという言葉がピッタリ合うぐらい地面が硬くなります。

 

栃木北部や茨城山間部の場合、これが溶けるのは天気の良い日で11:00ぐらいになります。

ですから、なるべく遅めのスタートの予約をお勧めします。10:00以降スタートの料金が安くなっているコースもあるので、狙い目かもしれません。(日没時刻に注意)

 

■ 装備

早朝は、右手を保温する手袋と、腰に貼るホッカイロは必需品です。

マフラーやネックウォーマーもあると暖かいですよ。

体が冷えるとスイングに悪影響が出ますし、指先の微妙な感覚が鈍くなりますしね。

防寒装備については、「冬のゴルフは防寒グッズで」を参照してください。

 

ティーインググランドは凍っているので、穴をあけるのが面倒であれば、練習場用のゴムティーを使うと楽です。

ゴムティーはちょっとカッコ悪いですが、飛距離はさほど変わるような感じはしませんでした。

ゴムティーについては、「小物選び」のページを参照のこと。

 

■ 番手選び

一般的に気温が低いとキャリーの飛距離は短くなります。

ボールの反発力低下や着ぶくれ、体のこわばりなどが影響して、通常より5ヤードから10ヤード短くなることがあります。

 

ただ、芝が凍っている場合であれば、ボールが跳ねやすく転がりやすいので、逆にランが増えます。

その時の芝の状況を判断して、番手を選ぶ必要が出てきます。

 

■ フェアウェイ・ラフ

凍っているフェアウェイは、まるでベアグラウンドのように硬い場所があります。ヘッドが手前から入るとダフらずにトップしやすくなるので、すくい打ちの人は要注意です。ダウンブローやレベルブローを意識しましょう。

 

凍っているラフはもうお手上げです。

普通に打つとボールの上部にしか当たらない場合もあるので、そんな時はウェッジ等で脱出に専念するのが間違いありません。欲を出すと、ボールが地面にめり込みますよ。

 

ラフは手ごわいので、フェアウェイキープが鉄則です。

日陰の場所は凍っている時間が長いので、なるべく日陰の場所に打たないというのも作戦です。

 

■ バンカー

フェアウェイが凍っていると、ボールはコロコロ転がってバンカーに入りやすくなります。

もちろんバンカーの砂も凍っていて、カチカチだったりします。

ガードバンカーでいつものように打つとトップして痛い目にあうので、そんな時はSWではなく、バンスの少ないAWなどで打つと結果がいいようです。

 

■ グリーンを狙うショット

冬のゴルフ攻略といえば、これに尽きます。

午前中はグリーンが凍っていることが多いので、フルショットでグリーンを直接狙おうものなら、凍ったグリーンで跳ねて奥のラフに飛んでいきます。

150ヤード手前からでも、「コーン!」というボールの跳ねる音が聞こえるますし、ボールが数メートルも高くバウンドするのが見えるぐらいです。

 

とにかくグリーンが凍っていたら、絶対にグリーンを狙ってはいけません。グリーンに落ちたら最後、奥のきつい傾斜からのアプローチが待っています。

もちろん、傾斜したラフも凍っているのでアプローチの難度も高く、たとえグリーンに乗せたとしても、ボールは止まらずにグリーンオーバーします。

 

ということで、とにかく花道狙いに徹するしかありません。

乗せられる距離であっても乗せてはいけないのですからストレスが溜まりますが、スコアをまとめようと思うのであれば忍耐が必要です。

 

■ グリーン周りからのアプローチ

冬のゴルフの基本は「転がすゴルフ」です。

凍っているグリーンでは、どうしても球足が長くなります。

なるべくボールをバウンドさせないように転がしていくと距離感が合いやすくなります。

 

そのためには、こんな場所からもパターで打つの?というぐらい、パターを多用するのが結果的にスコアがまとまります。花道からのパッティングは、冬のゴルフではごく普通の攻め方ですよ。

 

■ パッティング

グリーンが凍っている時は速め、特に下りの速さには要注意です。

だんだん霜が溶けてくると、芝が濡れて若干遅め。

芝が乾いてくると普通のスピードになります。

 

グリーンは時間とともに刻々と状況が変化しているので、パッティングの都度、五感をフル活用して情報を得るようにしないといけません。日陰や北斜面のグリーンは、いつまでも硬かったりします。

 

■ スコア

芝が凍っていると、ドライバーショットやパッティングはそれほど影響は受けませんが、グリーンを狙うショットやアプローチでスコアが崩れやすくなります。

10ぐらい多く叩くのは誰にでもよくあることなので、たとえスコアが悪くても、あなたのせいではありません。

気にしないようにしましょう。