雪上ゴルフ

 


冬はプレー料金が安い!

宿泊パックなら、さらにお得!

この言葉の魅力に勝てずにゴルフに行ってきました。

 

■初日

場所は栃木。

日本海側や山岳地帯では雪の予報が出ていましたが、栃木の平野部は「曇り時々晴れ」の予報なので、特に問題ないだろうと出発。

 

いやー、さすがに寒い。

普通、プレー開始後は防寒用の手袋をはめないのですが、寒風吹きすさぶ中では、わずかな時間も素肌を外に出していられないぐらい寒くて、手袋が手放せません。

 

グリーンなんかは凍っているので、ナイスオンしてもグリーンで跳ねて(?)、こぼれまくり。

グリーンの上を歩くと、コンクリートの上に直接薄いカーペットを敷いたような感じが伝わってきます。

冬のゴルフは、難しいとかそれ以前の問題ですね。

 

そんな感じでスタートして14ホール目ぐらいに差し掛かったところ、チラホラ雪が見えるようになってきました。

雪は降らないという予報だったのですが、まあこれぐらいは風情があっていいと思っていたのですけど。。。

あっという間に、吹雪になっちゃいましたよー。あらららー。

 

          どういうこと?

 

横なぐりの雪のため、顔を上げられません。ピンの位置など見てられないぐらいです。

もしかしたら、ヘッドアップ防止にはいいのかもしれません。

 

いやいや、そんなこといってる場合ではないのです。

寒くて凍えて死にそうなのであります。

そのうちどんどん雪が積もってきて、大変な状況になってしまいました。

 

      ゴルフをしていると信じたい

 

もうね、ゴルフじゃないですよ、こんな光景。

フェアウェイに打っても、ボールを捜すのが一仕事なんすから。

気持ち的には、「一刻も早くプレーを終わって帰りたい」。それだけです。

 

困ったのは、シューズの裏にどんどん雪がくっついて、1cmぐらいの厚さになっちゃうんです。

1cmも雪がつくと、アドレスしたときにものすごく違和感がありますよ。

おまけにショットの際に足が滑りまくりで、打つ球打つ球、ファールフライのような方向に飛んでいきます。

 

           ダメだこりゃ

 

それと可笑しいのは、パットをするとグリーン上の雪がボールにくっついて、カップに寄る頃にはボールが雪だるまになっちゃうんですよ。

面白すぎてゴルフになりません。

 

          開き直っている

 

それでも、なんとかラウンド終了しました。

しっかしねー、外はスゴイことになっているわけですよ。

もー、津軽海峡冬景色なんですから。

 

一応、タイヤチェーンは持ってきたのですが、スタッドレスタイヤに替えてこなかったのでドキドキものです。

このあたりのゴルフ場に来る人は、もうスタッドレスに履き替えている人が多く、余裕の雰囲気なんですよ。

私は果たして帰ることができるのだろうか?

 

そんな不安を持ちながら、今夜の宿泊先の茨城に向かいました。

ところが、さすがに太平洋側に向かうにつれて徐々に雪もやみ、現地の道路に雪なんて全然ないのですよ。

ホッとしたー!

これで、帰りの心配もなく、明日は晴れの予報なので、今日のリベンジができそうです。

 

ホッとしたところで、常陸太田のファミレスで早めの夕食にしました。

ホッとしすぎて、食いすぎ。。。苦しい。。。

 

食べ終わって、ボーっと窓から外を見ると、なんか風景が違うんですよ。

うわっ、うわっ、うわーっ、津軽海峡冬景色ーっ!!!

イヤ〜〜〜〜〜ッ!

 

お店に来て1時間の間に、あっという間に雪が降り積もってました。

これから、10km先のゴルフ場のロッジに行かなくてはいけないのに、果たしてたどり着けるんだろうか?

もう、道路上の車はみんな徐行運転してます。路上の右折レーン表示も雪で見えません。。。

 

それでも、ノーマルタイヤのまま、ゴルフ場へと続く田舎道をがんばって走りました。

もう信号待ちで止まったら発進できない可能性があるので、先の信号のタイミングを計りながら運転しました。

心臓バクバクものです。

 

どうにかこうにか、ゴルフ場にたどり着いたのですが、ゴルフ場の入口ってすごい坂道なのですよ。

もう、スリップしちゃって登りません。

いよいよチェーン装着かと思ったのですが、ここで負けてはなるものかと、アクセル全開、車が斜めになりながら何とか登りきりました。

 

どうにかこうにか、チェックイン。

ロッジの人の話によると、明日は人海戦術で除雪作業をするけれど、積雪量が多いのでコースはおそらくクローズになるでしょうとのことでした。

 

■翌日

朝から爽やか青空ですよー。

空を見ると、素晴らしいゴルフ日和なんですよー。

でも、目の前に見えるのはゴルフ場の風景ではないんですよねー。

 

           ここはどこ?

 

こらアカンということで、帰り支度をしてフロントに行ったら、あらら?

スタートを待っている人がけっこういるじゃありませんか。

昼ぐらいまで待ってもらえるようであればプレーができるかもしれない、という言葉を信じて待っている宿泊客がいるんですよ。なんと、物好きな人たち。。。

 

私としても、早く帰ってもしょうがないし、遅く帰った方が道路の雪が溶けるので、朝からビールを飲んで待ってみることにしました。

今日は絶対にプレーできないと思っていたのが、なんだかんだで結局11:30にスタートできてしまうことに。

フェアウェイはかなり雪が残っているのですが、グリーンは完全に除雪したので、何とかプレーできそうです。

 

いやはや、笑っちゃいました。

変なところに打っちゃいけないということで、ティーショットをアイアンで打ってみたのですが、何で打とうと、無くなる時は無くなるということがすぐにわかりました。

ラフに飛べば、その時点でロストボールとなってしまうわけですが、白いボールだとフェアウェイに飛んでもロストボールしちゃうんですよ。

 

       カート道に飛んだボール

 

さらに笑っちゃうのが、雪上ルール。

雪の上に落ちたボールはカジュアルウォーターなので、芝の上にドロップするわけなのですが、芝が見える場所はフェアウェイセンターあたりにしかないんです。つまりどこに打とうと、毎回フェアウェイから打てちゃうってワケです。

 

       意外にプレーできるのよ

 

結局、ボールは1ダースも無くしましたが、実は雪の中でなくしたのは2〜3個で、それ以外は誰が見ても最初からOBとわかるショット。

ダメじゃん。

 

そんなプレーも終了し、夕方頃にはかなり雪が溶けてました。

 

         太陽の力はすごい

 

他にお客さんが誰もいない大きなお風呂に浸かりながら思いました。

貴重な体験だったけど、もう雪上ゴルフは十分だと。。。