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■ ヘッドスピード
ご自分のヘッドスピードをご存知ですか?
ヘッドスピードは自分に合ったクラブやボールを選ぶ際の重要な目安になります。
(キャスコ資料)
国産メーカーのほとんどは、各ゴルフボールに適合するヘッドスピードを箱に表示していますので、購入の際に確認してみてください。
←ブリジストンの場合
←ダンロップの場合
アメリカのメーカーでは表示していないことも多いのですが、そんな時は覚悟を決めて買ってみるしかないということになります。表示していないというよりも、そもそも決めてないんじゃないでしょうか。アメリカ人は、そのあたりはテキトーなんですかね。そのくせ、このボールは硬いと文句を言うアメリカ人は多いので、とても不思議です。
一応レディース用とかシニア用というのはあるのですが、一般男性はひとくくりです。まあ、ピナクルは飛ばし屋用とかっていうように、ある程度イメージ戦略はあるのでいいんでしょうか。
さて、どうしてヘッドスピードに合ったボールを選ばなきゃいけないんでしょう?
それはヘッドスピードに合ったボールの方が飛ぶからです。ヘッドがボールに当たるインパクトの瞬間、ボールは潰れすぎても飛ばないし、潰れなくても飛びません。ちょうどよく潰れる硬さが必要です。
(ダンロップ資料)
ヘッドスピードが40m/sの一般ゴルファーと50m/sのプロとでは、一番飛ぶボールというのは異なってきます。最近では多層構造や素材の進化により、かなり適合ヘッドスピードの幅が広がってきたのですが、低価格ボールについてはさほど広くないので、しっかり選ぶ必要があるというわけです。
例外的にはプリセプトMCレディーのように、30〜40m/sの女性を対象として開発したボールでも、男性が打つとなぜか飛ぶというケースがあります。これはもう技術の進歩としか言いようがありません。
■ 硬さ
一般にボールが「硬い」とか「軟らかい」という表現をしますが、通常それはウッドやアイアンでフルショットした場合のことを指すのかと思います。
2ピースボールの場合、正確にはカバー(外皮)の素材とコア(芯)の素材の硬さに分類できます。つまり、ドライバーショットの際にはボールが大きく変形するのでコアの硬さを感じ、パットやアプローチではボールがあまり変形しないので、カバーの硬さを感じることになります。
(ブリジストン資料)
ドライバー パター
コアが軟らかいほどボールは潰れやすく、スピンがかかりにくくなります。カバーは軟らかいほどフェース面との摩擦が大きくなり、スピンがかかりやすくなるという傾向があります。
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カバーが硬い
(スピンかけにくい) |
カバーが軟らかい
(スピンかけやすい) |
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コアが硬い
(スピンしやすい) |
ディスタンス系ボール |
スピン系ボール
(ツアー系) |
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コアが軟らかい
(スピンしにくい) |
オートマチック系ボール
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硬いカバー素材としては「アイオノマー(サーリン)」、軟らかいカバー素材としては、「ウレタン」や「バラタ」があります。この打感の差はパッティングの際に著しく感じられ、アイオノマーは「パチン」という打感、ウレタンは「ポクー」という打感で、好き嫌いの分かれるところでもあります。
また、軟らかいカバー素材は傷つきやすいですし、ウレタン素材のボールも高価格なので、コスト重視の方は硬めのカバー素材が良いでしょう。
ちなみに私はカバーの硬いボールが好きです。パットやアプローチの際に、「パチン」という打感の大きい方がタッチを合わせやすいような気がするからです。コアの硬さについてはホドホドが良いですね。「バターのように軟らかいボール」と言われるプリセプト・ラディーを打ったときは、あまりに打感に乏しくて少々物足りない気がしました。
■ 種類
最近はスピン系とディスタンス系という区分の他に、オートマチック系というボール区分が出てきました。
ボールの名前が「ディスタンス」となっていても、コアが軟らかいものはオートマチック系でディスタンス系とは性格が異なるので注意してください。
◆ボールの性格
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ディスタンス系 |
スピン系 |
オートマチック系 |
| カバーの硬さ |
硬い |
軟らかい |
普通 |
| コアの硬さ |
硬い |
やや硬い |
軟らかい |
| ドライバーのスピン |
多い |
普通 |
少ない |
| アプローチのスピン |
少ない |
多い |
普通 |
【 ディスタンス系
】
ドライバーショットでスピンが多くかかるので、上から打ち込む人は吹け上がる傾向があります。サイドスピンも多いので、ドライバーショットが左右に曲がる人は曲がる度合いも大きくなります。
ヘッドスピードの遅い人には硬めのボールは飛ばない傾向にありますが、程よくスピンがかかって揚力が発生するので、飛距離が伸びる場合があります。また、ボールの硬さという点ではヘッドスピードの速い人に合っているので、低スピンで飛ばせるのであれば大きな飛距離が期待できます。
ただし、アプローチでスピンがかかりにくい傾向があるので、グリーンの上でボールが転がりやすくなります。
【
スピン系 】
ハードヒッターでもボールが潰れすぎず、グリーンでもスピンがかかるので、プロや上級者が使います。
ヘッドスピードのある人は初・中級者にかかわらず使ってみるのも面白いと思います。
【 オートマチック系
】
コアが軟らかいので、ハードヒッターが打つとあまり飛びません。標準的なヘッドスピードか、それ以下の人であれば、最近の高反発素材のコアのおかげで飛距離が出るボールです。
また、ドライバーショットではボールが潰れて低スピンとなるので、スピンのかかりにくい低重心ドライバーでアッパーブローに打つタイプの人は、低スピンすぎてボールが思ったより飛ばないこともあります。
その他、コアが軟らかいメリットとしては、フェースの芯を外してもそこそこボールが潰れて飛ぶので、ミート率の低い初心者に向いていると言えます。
◆お勧めするゴルファー
| ディスタンス系 |
スピン系 |
オートマチック系 |
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・ ボールがドロップ気味の人
・ ドライバーがアッパーブローの人
・ 硬めのボールが好きな人
・ とにかく飛ばしたい人 |
・ スピンで止めたい人
・ 中上級者 |
・ ボールが吹け上がる人
・ ドライバーがダウンブローの人
・ フックやスライスが多い人
・ 軟らかめのボールが好きな人
・ 初級者 |
一般的なヘッドスピードのゴルファーであれば、初級者のうちはオートマチック系、ボールが真っ直ぐ飛ぶようになったらスピン系を使ってみるのがいいのではと思います。
ディスタンス系は飛距離を出すのが目的ですので、個人の嗜好で選ぶボールだと思います。
■ 2ピース/3ピース
このサイトでは低価格ボールを中心に紹介するという前提上、3ピース(多層)ボールの特性については簡単に触れておきます。
3ピースボールは第2層のカバーを設けることにより、スピンや反発力の設計自由度が高まります。つまり、「飛んで止まる」とか「スイートスポットを外しても飛距離ロスが少ない」、「遅いヘッドスピードでも飛距離が出やすい」というような魅力があります。
ただ、そのぶん値段が高くなるわけなので、自分の技量とお財布に相談してチョイスしたいですね。私の場合は「高いボールを買う前に、もっとOBを減らせ!」と、もう1人の自分が言うので、練習とレッスン本にお金をかけるのが先決だと思っています。
・参考記事1 (ブリジストン)
・参考記事2 (ブリジストン)
・参考記事3 (キャスコ)
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