練習しないで100を切る 4

 


ミスする前に

 

■ ネガティブワードを考えない

「池には入れたくないなー」と思っただけで、池に入れてしまったり、OBにしてしまうということはありませんか?

普通に打てば難なく越える距離なのに、池を意識したばっかりにスイングが変になって、池に入れるということがよくあります。

 

これは練習と経験を重ねていけば、自信となってある程度克服できるものですが、その他にもうひとつコツがあります。それは「池には入れたくない」と口に出したり思ったりしないということです。人間の潜在意識は「〜する」と「〜しない」の区別がつかないそうです。「池に・・・」と思っただけで、潜在意識は池に集中するのです。集中すると自分の考えているようにはスイングできなくなるようです。

 

そこで、池やOBがある場所では一切そのようなことは気に留めず、「フェアウェイセンターを狙おう」とか、「ピンとグリーンエッジの中間に向かって打とう」と思うと良いそうです。今日から「〜しない」というネガティブワードとはオサラバですね。

 

■ ショットを宣言する

私は周りに人が居ようと居まいと、ショットやパットの前に必ず宣言してから打つようにしています。

「グリーンの真中を狙って50ヤードのスイングでいきます。」とか、「カップ右10センチあたりにジャストタッチで寄せていきます。ショートしてもOK。」という感じです。

 

こう宣言すると、宣言しないときより結果がいいような気がします。理由はよくわかりませんが、おそらく自分の狙い目を改めて確認できる、その言葉の行為に集中することができるということではないかと思われます。もしかしたら、潜在意識が良い方に作用しているのかもしれません。一度試されてはいかがでしょうか。

 

 

ミスしたら

 

■ 取り返そうとしない

ティーショットでチョロして、レディースティーの先にコロコロなんていうことがあります。こんな時は心が動揺し、一刻でも早く2打目を打ちたくなるものです。でも、そんな時こそ気分転換が必要です。

ティーショットでチョロしたりすると、このミスを取り返そうと、やたら力が入ってしまうものです。そうすると、かなり高い確率でまたミスショットしてしまうのがゴルフです。

 

また、残り距離がたくさん残っているというだけで、スプーン(3番ウッド)を持つ人がいますが、こういう場合も次のショットはかなり高い確率でミスします。チョロしてレディースティーの先あたりということは、だいたい深いラフですし、左足下がりという場合もあります。こんな状況ではプロでもスプーンは持ちません。

こんな時は安心して打てるクラブを持って、フェアウェイを狙うことだけに集中しましょう。決して距離を稼ごうとしないことです。

 

ゴルフは足し算のゲームといわれます。

ミスした分を次のショットで取り返すということは、一般ゴルファーにはできないのではないかと思います。ミスしてもパーで上がれた、ボギーで収まったというのは、あくまで幸運な結果ではないでしょうか。チャンスでもピンチでも、その都度淡々とベストなショットを目指していくしかないのではと思います。

「午前で大叩きしたから、午後はその分取り返す」というのを聞きますが、それができるほどゴルフは簡単じゃないですよね。

 

■ 林に打ち込んだら

林の中からどこに出そうかと悩みますよね。

初心者はこう考えます。

「林の中に打ち込んだこのミスを少しでも取り返したいので、木と木の間が狭いが何としてもグリーン方向に近づけよう。これぐらいの隙間ならきっと大丈夫だろう。」

 

中級者はこう考えます。

「林に打ち込んだら、良くてボギーかダブルボギーなのだから、これ以上大叩きしないように広い隙間を狙って、とりあえず確実に出そう。次がフェアウェイからならナイスショットが出ることもあるさ。」

 

この考え方の差は確実に現れます。

初心者のショットは、かなり高い確率で木に当たり、もっと深い林の奥へ転がっていきます。中級者のショットはかなり高い確率でフェアウェイに戻り、次のショットが狙える位置に止まります。

 

初心者がプレッシャーを感じて狭い隙間を狙って出すという確率と、中級者が楽な気持ちで広いところを狙って出すという確率では、その差は歴然としています。

林の中はベアグラウンド(土の地面)ですし、木の幹や枝が邪魔になって普通にスイングできないことが多いものです。「難しい場所では難しいことをしてはいけない」ということを肝に銘じるべきです。

 

初心者のうちは自分のショットの精度がよくわからないので無謀な攻め方をしがちですが、中級者ぐらいになると「しょせん自分の精度はこの程度」とわかってきますので、あまり無理をしません。林の中からなかなか出てこないタイプの人は、今一度自分の実力を考えるべきだと思います。

 

また、広いところを狙って出す場合にも注意が必要です。中級者にもあるケースですが、林から出す場合、力あまって反対側の林やラフまで行ってしまうことがあります。これもミスを取り返したいという気持ちから来るものなのですが、とりあえず出すと決めたのであれば、正確にフェアウェイのセンターを狙って出すことを心がけましょう。