ポアソン比による、形状の変化に対して、なるべく自由に変形出来る様に指定します。
全ての固定点三方向
(XYZ)全てを固定してしまうと、荷重による変形を規制することになります、この場合、変形が小さくなります。
特に、曲げ方向の変形は、非常に小さくなってしまいます。
三方向の指定は一箇所のみとして、ポアソン比による変形は妨げず、荷重による移動はしないような固定点の設定をしてください。
下図の様な場合、完全な固定点を中心に膨らみが発生しますがこの時、この膨らみを押さえるような固定の方法とすると、膨らみを押さえる為の大きな圧縮応力が発生します。
下図は板の先端を外力で変形させる場合ですが、ボアソン比による変形を考慮した固定方法です。
FEMの計算も早く終了すると同時に計算結果も正確な値を得ることが出来ます