方程式の解法時収束しない場合

 形状、要素の数、固定点、荷重等により、計算が収束しない場合があります。

収束しない一番の原因は、固定点の条件の不足で、固定されておらず、移動してしまう場合、固定点不足で、異常に変形をする場合です。

その場合は、繰り返し計算打ち切り回数の倍数の値を大きくする事により、収束する場合があります。

計算回数は、通常、節点数の三倍の値に設定されていますが、形状により、その回数では、十分に収束せず、逆に大きくなってしまう場合があります。

大きくなるのは、計算過程において、形状に波打現象が発生している状態で、更に計算を続けることにより、収束していきます。

下図の倍数の値を大きくする事により計算回数が増加します。

倍数の値は、整数の値を入力します。