仮データーの作成

分割数の入力

 最初に、なるべく実際の形状に近い状態になるように、X方向の分割数、Y方向の分割数、Z方向の分割数を決定します。

要素の追加、削除、座標の変更は、形状の編集で可能なので厳密に考える必要はありません。

要素の数は、1000を越えないようにして下さい。

要素の各辺の長さ入力

 次に、各辺の長さを入力します。

この場合も、実際の形状に近い値を入力する事により、形状の修正がかなり楽になります。

長さの単位は、何でもかまいませんが、材質のデーター、外力、変位等の単位を全て統一する必要があります。

仮の材質入力

 要素の中で、一番多く使用されている代表の材質を入力します。

材質の追加変更は、形状の編集で要素を指定行えます。

ここでは、全ての要素を同じ材質としてデーターを作成します。

タイトルの入力

 計算に使用される訳ではないのですが、ファイル名だけでは、何のデーターか判らなくなるのを防止する為、タイトルをつけます。

このタイトルは、計算の結果作成される全てのファイルの最初の行につけられます。

仮データーの保存

 タイトルを、入力するとデーターの保存画面が現れます。上書きするのならば、ファイル名を選択し、新しくする場合は、新規のファイル名をつけて保存します。

拡張子(*.DDA)は自動的に負荷されます。

イニシャルファイルについて

 仮データーを作成し保存したホルダー(ディレクトリー)が、イニシャルファイルに書き込まれ、それ以後のデーターの編集から、計算結果の表示まで、デフォルトのディレクトリーが、仮データー作成時のディレクトリーと成ります。

強制的に変更したい場合は、実行ファイルと同じホルダー(ディレクトリー)にある‘FEM3200.INI’ファイルを適当なテキストエディターで変更して下さい。