ラピュタアニメーションフェスティバル2005開催決定!
東京・阿佐ヶ谷のラピュタ阿佐ヶ谷で、今年もラピュタアニメーションフェスティバルが開催される。期間は2005年11月13日〜12月17日、詳細は未定だが、ノルシュテインのワークショップ開催の日程は決まった。
アニメーション作家を目指す人のための10日間のワークショップの他、11月15日(火)には、吉祥寺にある武蔵野公堂にて、昨年の『イワン雷帝』に続き今年はジャン・ヴィゴの『アタラント号』をノルシュテインが解読する。受講料は5000円、店員は350人とのこと。詳しくはこちらへ。ノルシュテイン、旭日小綬章受章!
ノルシュテインが、「ロシアにおける日本文化紹介とアニメーションの発展に対する努力が認められた」として、2004年11月3日付で発令された平成16年秋の叙勲にて旭日小綬章を受章した(参考までに、同時に旭日小綬章を受章したのは計262名)。
『ロシア・アニメ −アヴァンギャルドからノルシュテインまで−』発売!
井上徹著『ロシア・アニメ −アヴァンギャルドからノルシュテインまで−』(ユーラシア・ブックス No. 74)が東洋書店より発売された。
DVD『宮崎駿とジブリ美術館』発売!
2005年3月18日(金)、DVD『宮崎駿とジブリ美術館』が発売された(定価3800円)。タイトルに「宮崎駿と」と謳っておきながら、DVDのカバージャケットには何故かジブリ美術館にあるロボット兵の足下に座るノルシュテインの写真が採用されており、またノルシュテインのインタビュー「子どもが子どもでいられる美術館」も約26分収録されている。という訳で、宮崎監督ファンはさておき、ノルシュテイン・ファンにとっては見逃せない1本なのは間違いない。
いわさきちひろ美術館にてノルシュテイン原画展開催予定!
2005年11月16日(水)〜2006年1月31日(火)、東京・練馬区にあるいわさきちひろ美術館にてノルシュテインの原画展が予定されている。
絵本『話の話』発売なるか?
未知谷の刊行案内によると、絵本『話の話』が「近刊」とある。ノルシュテインの代表作が、ついに本として出版されるのか? 期待して、待とう。
朗読CD絵本『金の鶏』発売!
プーシキンの物語詩『金の鶏』が、ノルシュテインのロシア語朗読CD付きの絵本として発売された(未知谷、3150円)。先に発売された『金の魚』と同じで、翻訳はみやこうせい、CDには岸田今日子による日本語訳の朗読も入っている。
ノルシュテインがこよなく愛すプーシキンの作品を、他ならぬノルシュテイン自身の朗読で聴くことができる絶好の機会。ロシア語がわからなくても、試してみるだけの価値はある!柳田邦男著『砂漠でみつけた一冊の絵本』発売!
2004年10月6日に岩波書店から発売された、柳田邦男氏の絵本についてのエッセイ『砂漠でみつけた一冊の絵本』は、要チェックの一冊である。単にノルシュテインの絵本『きりのなかのはりねずみ』が取り上げられているにとどまらず、本の表紙デザインにも登場しているのだ。必読、を通り越して、必買。
『ミトン』DVD発売!
2004年7月23日、『チェブラーシカ』の監督、ロマン・カチャーノフの最高傑作として名高い短編アニメーション『ミトン』のDVDが発売された(ジェネオンエンタテインメント、定価3129円)。
『ミトン』の他に、『ママ』『レター』も収録されており、ノルシュテインはこの3作品すべてにスタッフとして参加している。
買ってでも、観るべし!
『冬の日』、メディア芸術祭賞受賞!
連作アニメーション『冬の日』が、メディア芸術祭のアニメーション部門で受賞した。
このアニメーションは、松尾芭蕉の連句「冬の日」を基に、世界のアニメーター35名の競作という形で製作され、ノルシュテインはこの連作アニメーションの発句、「狂句こがらしの身は竹斎に似たる哉」を担当している。2003年11月22日にDVDで発売され(定価6800円)、同時に作家の製作過程を取材した資料DVD付きBOXセット(本編1枚+資料編DVD8枚のセット、定価36000円)も発売された他、オフィシャルブック『冬の日』がEsquire Magagize Japan から発売された(定価1600円)。
詳しくは公式サイトまで。
『ユーリ・ノルシュテインの仕事』発売!
豪華本『ユーリー・ノルシュテインの仕事』(ふゅーじょんぷろだくと)が、いよいよ発売された。
さすがに定価7500円と安くはないが、実物大の写真も満載で内容は充実している。また、英語とロシア語が併記されているので、日本語の読めない外国のノルシュテイン・ファンにプレゼントするという手も。
なお、サイン入りオリジナルリトグラフのついた限定500部(15000円)も発売中なので、希望の方はお早めに。『フラーニャと私』発売!
ノルシュテインの画文集が、『フラーニャと私』というタイトルで徳間書店より定価3800円で発売された。編集はスタジオジブリ、翻訳は小島宏子。『NHKロシア語講座 10・11月号』では『ジ・アート・オブ・ノルシュテイン』のタイトルで紹介されていた。
アニメ『話の話』、『霧の中のハリネズミ』などの作品で世界に知られるノルシュテイン監督。その制作過程を豊富なイメージスケッチなどで追ったビジュアル豪華本。同監督の、魅力あふれる書き下ろしエッセイも掲載。(p. 109)
売り切れる前に、買うべし。
ノルシュテインの作品が1位と2位を独占!
2003年6月に発売された『世界と日本のアニメーションベスト150』(ふゅーじょんぷろだくと刊)には、国内外のアニメーション関係者からのアンケートを集計して、1位から150位までランク付けしたリストが載せられているが、1位は『霧につつまれたハリネズミ』で2位は『話の話』と、1、2位をノルシュテインが独占した。この冊子には、2002年11月11日にノルシュテインが東京で行った講演「芸術家がこの混迷の時代にものをつくるということ」も全文掲載されているので、ノルシュテイン・ファンは要チェック!
『ノルシュテイン作品集』、ついにDVD発売!
2002年8月23日より、パイオニアLDCからついにDVD『ユーリー・ノルシュテイン作品集』が発売された。しかも、これまで日本ではソフト化されたことのない4作品(*のついているもの)を含む。
収録作品は、
1.25日・最初の日* 1968年/9分
2.ケルジェネツの戦い 1971年/10分
3.狐と兎* 1973年/12分
4.あおさぎと鶴 1974年/10分
5.霧につつまれたハリネズミ 1975年/10分
6.話の話 1979年/29分
7. 愛しの青いワニ* 1966年/9分 (スタッフ参加作品)
8.四季* 1969年/9分 (スタッフ参加作品)定価5800円、DVD片面1層/モノラル・ロシア語音声/一部作品字幕あり。
間い合わせ先はパイオニアLDCお客様相談センター。電話番号は03-5721-9876だが、受付は月・火・木・金の13:00一16:00。amazon.co.jp からも注文できる。
売り切れる前に、買うべし!